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うちゅうじんと戦おう

「へえ、このモンスター、なかなか強そうね。」 ブロント少尉は、パソコンゲームを物色中だ。 「あら、宇宙人なのね? プレデリアン2? 主人公は女の子なのね?」 ごつくて気持ち悪くも見えるモンスター(宇宙人)に対して、主人公の兵士は女性、というか可愛らしい少女だ。 不思議なことに、モンスターとは絵面が違いアニメ調だ。 なんか、ブロント少尉に似てる? へえ?こんなごついスマートガンを振り回すんだ。 そばにおいてあった、プロップガンのレプリカ(張りぼて)を手に取るブロント少尉。 「おっ、お客……、さま?」 販促用のポップだったので店員が即座に注意しようとするが。 頭にはてなマークを浮かべて言葉を飲み込む。 「へえ~、わざわざモデル雇ってるんだ……」 「って、コスプレヤ~じゃね。ていうかプロ?」 「目線いいですか~」 店内のキモオタたちが寄ってくる。 プルルル!! 「あっ、あら、いけない!!非常収集?」 キモオタたちがぎょっとなるが……。 「市ヶ谷まで15分なら余裕ね!!」 プロップガンを放り出して、ミニスカートを翻して、外階段の4階から飛び降りるブロント少尉を見て (えっ、まっ、まさか・・・・・・、本物?) キモオタたちの疑問に答えられる物はいなかった。

さかいきしお

コメント (15)

Kinnoya

少尉頑張って👊😆🎵

2025/03/28 11:26
T.J.
2025/03/26 08:51
Ken@Novel_ai
2025/03/25 20:58
早渚 凪
2025/03/25 15:15
五月雨

ござる紳士では近づけないですわね!

2025/03/25 14:02
Jutaro009
2025/03/25 13:35
にしの
2025/03/25 12:25
white-azalea
2025/03/25 12:08

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