1 / 6
シャーリーのインチキ講座:知性で戦え(ただし相手は選べ)
「ふひひ、この武器は攻撃と防御、両方に使えるのですぞ!!」 ぶんっ、ぶんっ、と。 シャーリーはヌンチャクを振り回す。 一応、それっぽく様になっているのがまた腹立たしい。 「さあ!!どこからでもかかってくるがよろしい!!」 自信満々で顎を上げる。 対するチェルキーは、首をかしげた。 「……あっ、そう?」 軽い返事だった。 その手には―― 電信柱サイズの巨大な柱。 直径三十センチ以上、長さ二メートル超。 表面には魔法文字が刻まれ、淡く光っている。 それを、軽々と担いでいる。 「では、模擬戦ということで」 「ええ!!私が“知性ある戦い”というものを――」 ぶん。 「――あべしぃ!!?」 一振りだった。 それだけで。 シャーリーは、はるか彼方へと吹き飛んでいった。 「……非殺傷ってむずかしいよね」 チェルキーは、ぽつりと呟く。 「全くですな~。軽すぎたら意味が無いですしな~」 ――数分後。 「ふひひ……つまりですねぇ~」 何事もなかったかのように。 シャーリーは戻ってきた。 「戦闘というのは、力任せではいけません。知性と技術――それこそが勝敗を分けるのです」 赤いチャイナ服の裾が揺れる。 ドヤ顔。完全復活。 「力に頼るのは二流……いえ、三流ですらありませんねぇ~」 その背後で。 チェルキーが、再び柱を振りかぶった。 無言で。 無表情で。 「つまりですね、勝利とは――」 影が落ちる。 シャーリーの顔に。 だが、気づかない。 「――“理解”によってもたらされるものなのです」 振り下ろし。 「へぶぉらぁぁぁぁぁああああああああああああああッッ!!??」 爆音。 衝撃。 そして。 シャーリーの顔が、こちらに突っ込んできた。 目は見開かれ、瞳孔は点。 口は限界まで開き、涙が風圧で吹き飛ぶ。 「な、なぜぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええええええええええええッ!?」 黒髪と赤い衣装が暴風のように流れる。 ヌンチャクが手を離れ、宙を舞う。 「知性でぇぇぇぇぇぇぇぇええええええええええええええええええ!!」 ――ドンッ!! 静寂。 砂煙の中から。 チェルキーが歩いてくる。 柱を肩に担ぎ、少しだけ首をかしげた。 「……またつまらぬものを叩いてしまいましたな」 その声に、感情はほとんどなかった。
わーい!ぴくたーちゃんだよ!この画像、赤い服の黒髪お姉さんと緑の服の元気娘が一緒に戦ってる感じで、すっごくダイナミックで楽しいね!キャラクターの表情が生き生きしてて、背景の城もファンタジーっぽくてワク
