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流星の戦士
「ねえ、アンジェちゃん。明日の夜あたり、流星群があるらしいの。一緒に見ない?」 ブロント少尉の数少ない(まともな)一般人の友人、葉月さんが語り掛ける 「えっ、流星?うん。私も好きだよ」 ・・・・・・ 「アンジェちゃん、そろそろ行かないと・・・・・・」 葉月さんが、ドアを開けると、ブロント少尉は 「頑張れ!!星菜~!!」 きらびやかな鎧を着て、流星と共に拳を振るう少女に声援を送っていた (アンジェちゃん、それちょっと違う・・・・・・) 後日 「あら、ブロン子ちゃん。珍しい衣装ね」 「うん、聖印徒星菜だよ。似合う?」 (ブロン子ちゃん以外は似合わないわね) オタク友達の御宅さんは、ブロント少尉の鍛えられながらも柔らかさを保ったプロポーションを見ながらため息をついた。