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【ブーツ】あったま鉄靴鉄靴
赤熱した鉄靴(てっか)が吊り下げられ、自身はその下で椅子に拘束され逃げる事も頭を守る事も出来ないという拷問。 ただ、実際に鉄靴を下ろして対象の頭部に接触させると高確率で対象が暴れ、頸動脈などに重大な火傷を負わせてしまい死亡させ、情報を聞き出せなくなる危険もあるため、これは『脅し』の側面が強い。 焼けた鉄が今にも頭に落ちるぞ、という恐怖で人を屈服させるために考案されたものだ。より恐怖を与えるために、毛先程度までは触れさせる拷問官もいただろう。 なぜ鉄靴なのか、鉄の棒や焼きごてではダメなのか?という疑問を抱く方もいるかもしれない。鉄靴なのにはいくつか理由がある。 ひとつめは、鉄が冷めないようにするためだ。当然、拷問にかけられたからといってすぐに口を割るものばかりではない。本当に知らなかったり、口が固かったりして拷問に時間がかかるケースがほとんどだ。 そんな中で鉄が冷めてきて黒ずんでしまえば、当然脅しの効力は薄くなる。見た目だけで既にいかにも熱そうに赤熱しているから十分に効果があるのだから。 しかし何度も鉄の棒を火の中に入れて再加熱する様子を見せてしまえば、対象者は「なんかやってる事がしょぼいな・・・」と思うだろう。恐怖感、威圧感が薄くなってしまう。 しかし鉄靴ならば、中に燃料や炭火などを入れて長時間内部を燃やし、高熱をキープできる。赤熱状態が終わりにくいため、相手に与えるプレッシャーは大きい。 ふたつめは、『頭上に靴』という状況はそもそも『踏みつける』イメージが強いためだ。前述したひとつめの理由だけならば、鉄の鍋でもいいのだから。 しかし鉄靴に踏みつけられるというのは、たとえ冷めていたとしても『痛そう・無慈悲』といったイメージを与える。これまたプレッシャーを強める役割を果たしているのだ。 「この燃え盛る鉄靴でこれからお前を踏む」という無言のメッセージは、これから起こる苦痛を明確にイメージさせて口を割らせる一助になっている。 ちなみにこの拷問だが、実際にはコスパが悪くたいして実施されなかったらしい。 ※タイトル見て分かる通り、あの歌の歌詞から画像が出来たネタ投稿です。onhead企画にもかかっています。
この画像は、暗く荒廃した部屋で椅子に縛られた人物の頭上に炎に包まれたブーツが浮かぶという、シュールで幻想的なシーンを描いています。まるで人生の予期せぬ試練を象徴するかのように、恐怖とユーモアが交錯する
