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部品は足りないけど夢はある/スマホ壁紙アーカイブ
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【部品は足りないけど夢はある】 深夜の工房では、誰もしゃべらない。 聞こえるのは、古い換気扇のうなりと、時々転がる小さなネジの音だけだった。 小さなロボットは、木箱の中を何度も探していた。 必要なのは、あと一本のボルト。 たったそれだけで、隣のアームロボットはもう一度動くはずだった。 けれど箱の中には、サイズの違うネジや、使い道の分からない歯車ばかり。 ロボットは少し首を傾げると、代わりに古びたバネを取り出した。 「たぶん、これでもいける」 もちろん設計図には載っていない。 でも、この工房では“ちゃんとしてること”より、“動かしてみること”のほうが大事だった。 やがてランプが一瞬だけ明るく揺れ、 止まっていたアームがぎこちなく動き出す。 完璧じゃない。 少し軋むし、変な音もする。 それでも小さなロボットは、満足そうに光る目を細めた。 部品は足りない。 でも夢は、ちゃんと動いていた。
この作品は、懐かしい工房の雰囲気を丁寧に描き出したイラストです。小さなロボットの愛嬌ある表情と、機械アームの力強い存在感が対比的に配置され、物語性を感じさせます。光と影の演出が温かみを与えていますが、
