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【R-18】瑞葵ちゃんと洗いっこ

「み、瑞葵ちゃん・・・入るよ?」 「はい、いいですよ」 私が鈴白家の浴室に足を踏み入れると、一糸纏わぬ姿の瑞葵ちゃんがスポンジを泡立てて待っていました。あんまり直視しないように視線を逸らしますが、私が腰に巻いたタオルの下が大変な事になっているのは瑞葵ちゃんにもバレているでしょう。 「それじゃ、そこに背中向けて座って下さいね」 「う、うん」 私が瑞葵ちゃんに背を向けてバススツールに腰掛けると、程無くして背中にスポンジを押し当てる感触。私はそっちに意識が集中してしまいそうになるのを抑え、シャンプーを手に取って自分の髪を洗います。 「こうして見ると、凪さんって線は細いのにちゃんと男の人の体してますよねー。旅館で一緒にお風呂入った時にも見てますけど、間近で見るとよりはっきり分かります」 私の背中を瑞葵ちゃんの指がつつーっとなぞります。 「こらやめなさい、くすぐったいから」 「ふふ、ごめんなさい。ちゃんとお背中流しますねー♪」 そう言って瑞葵ちゃんは私の体をスポンジで洗っていきます。背中だけでなく、腕や足もスポンジが撫で、ついには瑞葵ちゃんは私に密着して胸板やお腹も洗い始めました。背中に感じる二つの感触を意識しないように全力で別な事考えますが、全く効果がありません。 「あの・・・凪さん、『ここ』はどうしましょう?」 瑞葵ちゃんの手がそっと私のタオルに触れます。 「そこは流石に自分で洗うよ・・・」 「分かりました、とりあえず一回流しちゃいますね」 幸い瑞葵ちゃんはあっさり引いてくれました。そのままシャワーで私の髪と身体を洗い流してくれます。 「じゃあ凪さん、次は私の体、洗ってくれますか・・・?」 私が生唾を飲み込みながら振り返ると、少し恥ずかしそうに笑う瑞葵ちゃん。彼女から新しいスポンジを受け取り、私は瑞葵ちゃんに向き合いました。 「み、瑞葵ちゃん。その・・・やっぱり、こういう事は・・・」 「もう、今更ですよ?そもそも、私の後から浴室に入ってきた時点で合意したようなものじゃないですか」 「そ、それはだって瑞葵ちゃんが脱衣所に連れ込むから」 「だとしても一緒に入るのがマズいと思ってるなら、リビングとかに引き返して私がお風呂から上がるのを待つ事もできましたよね?」 言われてみれば確かにそうかも・・・頭が回ってなかった。というか、やっぱり内心瑞葵ちゃんとお風呂入りたかったんだな私。私は覚悟を決める事にしました。 「そ、それじゃ・・・行くよ?」 「は、はい」 お互い、心拍数が上がっているのが分かります。私はとりあえず、あまりに目の毒な瑞葵ちゃんの胸を泡で覆ってしまおうと考え、スポンジを瑞葵ちゃんの胸に押し当てました。 「ひゃっ・・・」 強く押し当てて擦ったら泡を拭きとってしまうので、ソフトタッチで泡をこすりつけるようにしていきます。手元でスポンジを泡立てては出来上がった泡を胸に乗せる感じで続けると、瑞葵ちゃんの綺麗に色づいた先端は隠れていきました。 「あ・・・あの、凪さん。その、あんまりそれされると・・・」 「え?」 気付けば瑞葵ちゃんの頬はすっかり上気し、濡れた目で私をじっと見ています。 「で、ですからぁ・・・スポンジの端で先っぽひっかくような触り方されると・・・さ、流石に恥ずかしいです・・・」 「ご、ごめん!」 図らずも瑞葵ちゃんの乳首を集中的に刺激してしまう結果になってしまったようです。とりあえず胸は見えなくなったので、私は瑞葵ちゃんの腕や背中など、他の場所を洗うようにスポンジを滑らせました。ひとしきり洗い終わったので、私は瑞葵ちゃんに「終わったよ」と告げてから背を向けて自分のタオルの下を洗います。その間に瑞葵ちゃんは自分の髪や下半身を洗っているようです。そうしてすっかり二人とも体が綺麗になったので、湯船につかり温まります。 「凪さん、タオル取ってもいいんですよ?」 「今そんな事したら瑞葵ちゃんに襲われる未来しか見えないのでやめておくよ。瑞葵ちゃんこそ、少しは隠しなさい」 腕で胸を覆ってはいるものの、時折ちらちらと見えてるんだよなぁ。 「じゃあ視界に入らないようにしましょうか。凪さん、お膝の上失礼しますね」 瑞葵ちゃんがぐっと距離を詰めてきて、私の太ももの上に跨がるような態勢に移行します。確かにこれなら顔しか見えないけど、余計に状況が悪化していると思う。 「あのね瑞葵ちゃん、これはやりすぎだと思う訳で」 「一応言っておきますけど、私だってちゃんと恥ずかしいんですからね?こんな事、凪さん相手じゃなかったらやりませんよ」 「・・・それは、私が無害だと思ってるから?それとも・・・私になら何されても良いと思ってるから?」 「もう・・・凪さんってば。そんな事言わせないで下さい・・・」 上昇した体温。ぼやける思考。間近に感じる瑞葵ちゃんの匂い、柔らかな体の感触。全てが私から理性を剥がしとっていきます。気付けば私は、瑞葵ちゃんの体を抱きしめていました。 「凪さん・・・」 「瑞葵ちゃん・・・」 艶やかな唇が目に入り、私はそっと顔を寄せていきました。 「瑞葵?早渚さんの靴あったけど、早渚さんが来てるのにあんた何悠長に風呂入ってるの・・・あ」 浴室の扉が開き、向日葵ちゃんが顔を覗かせました。その瞳には、キス寸前で固まって向日葵ちゃんの方を恐る恐る振り返る私と瑞葵ちゃんの姿がはっきり映っていました。 「・・・」 向日葵ちゃんは沈黙し、じっとこちらを見ています。私は何も言葉が出てきませんでした。 「あ、あのねおねーちゃん、これは違うの。これには南極のクレバスより深い事情が・・・」 瑞葵ちゃんも向日葵ちゃんの空気を感じ取ってか、さっきまでの色っぽい様子は消え失せてただ慌てるばかり。向日葵ちゃんはにっこりと笑って告げました。 「瑞葵。お風呂上がって服着たら、正座ね。早渚さんもですよ」 静かに浴室のドアが閉じられました。後に残された私と瑞葵ちゃんは、顔を見合わせてため息をつきます。 「・・・上がろうか、瑞葵ちゃん」 「そう、ですね」 もう続きをするような雰囲気にはなれませんでしたので、私と瑞葵ちゃんは大人しくお風呂から出て服を着ると、リビングで待っている向日葵ちゃんの元に向かいます。 ちなみに日が暮れるまで向日葵ちゃんのお説教は続きました。

コメント (3)

thi

もう隠しもしない瑞葵さんです

2025/05/08 13:47

早渚 凪

瑞葵ちゃんは凪がシリアちゃんとホテルインしたのも知ってるし、凪の周りにだんだん女の子が増えてるのもあって、本格的に攻勢に出たってところでしょうかね。今回は実の姉に邪魔されましたが

2025/05/08 14:05

T.J.

美女のお風呂は

2025/05/08 08:58

早渚 凪

みんな大好き入浴シーン

2025/05/08 14:03

ぷらゔぁ
2025/05/07 23:20

早渚 凪

2025/05/08 14:02

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2024年7月よりAIイラスト生成を始めた初心者です。 全年齢~R15を中心に投稿します。現在はサイト内生成のみでイラスト生成を行っています。 ストーリー性重視派のため、キャプションが偏執的かと思いますがご容赦願います。

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