死者の死を弔う
奇妙な形の石が立ち並ぶ不思議な森。 その一つの傍に少女が佇んでいた。 私はその少女にここは何処なのか尋ねた。 「ここは・・・おはか・・・」 墓・・・。ぼろぼろで判別し辛いが、確かにどの石にも意匠が施されている。 ただ、どれも宗教が異なるように見えるし、そもそも銘が彫られていないようだ。 「墓場と言うには雑然としているが、一体どういう由来の墓場なんだ?」 「・・・。ここは・・・みんなに、わすれられちゃったひとたちのおはかなの・・・」 ――『放浪魔術師周遊記』より
奇妙な形の石が立ち並ぶ不思議な森。 その一つの傍に少女が佇んでいた。 私はその少女にここは何処なのか尋ねた。 「ここは・・・おはか・・・」 墓・・・。ぼろぼろで判別し辛いが、確かにどの石にも意匠が施されている。 ただ、どれも宗教が異なるように見えるし、そもそも銘が彫られていないようだ。 「墓場と言うには雑然としているが、一体どういう由来の墓場なんだ?」 「・・・。ここは・・・みんなに、わすれられちゃったひとたちのおはかなの・・・」 ――『放浪魔術師周遊記』より
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