アウローラちゃんと初めて遭った日。
私は自分がウルトラマンみたいな身体になっちゃったのがすっごくうれしくて、 毎晩飲んだり遊んだりする前にウルトラマンへ変身して、夕闇が訪れたKB町の ビルからビルへ、路地から路地へと文字通り飛び回ってた。それだけで本当にうれしかった。 子供の頃に会ったあのウルトラマンみたいに、もしかしたらいつか私も誰かを救えるかも。 形にならない高揚感が、私を闇の世界へと誘った。 そんなある日、ウルトラマンになった私の耳が女の子の悲鳴とも笑いともつかない 奇妙な叫びを拾い上げた。 とっても不思議な感覚だった。 人間の女の子の叫びならここまで耳に残ったりしない、ことにその時は気づかなかった。 行こう。助けたい。 私は声のする方へ飛び、跳ね、奔っていった。 ********* 路地裏には、女の子が転がっていた。私と同世代だろうか。 金髪ウルフカットにどぎつい色のカラーコンタクト。 そして濃いネイビーのメッシュのシャツ・・・・・・・・ この子、下着をつけていない! メッシュの隙間からからいきり立ったT首が突き出している。 身体が不規則にけいれんを起こし、突然大きくエビ反りを起こしたように どたんばたんと跳ねる。目の焦点は全然合っていない。 突然口から大量の泡と涎を噴き出した。 「にゃにゃにゃにゃ!にゃーにゃにゃにゃ!!にゃにゃんにゃごにゃにゃ! (大丈夫?気を確かに持って!すぐ蛇喰先生のとこまで連れてくから)」 ・・・・・・あ・・・私・・・今日本語しゃべれない・・・ すると、ウルフカットの子は少し目を開いて言った。 「・・・貴方も・・人間じゃないの・・・・?」 この子の言った意味がわからなかった。 「大丈夫よ・・やろうと思えばヒーリングできるから」 彼女と私は白く、優しげな光に包まれた・・・ 羽毛のように優しい、慈しみに溢れた光に。 ********** 変身を解いた私は、彼女の名前を聞いた。 「アウローラよ。それじゃ」 「アウローラちゃん、待って!」私はぐっと袖を引っ張った。 「私、ナナ。・・お願い・・・Lイン交換してくれる?私、人間じゃないひとに会ったの、 アウローラちゃんが初めてなの!」 彼女はしばらく私を見つめて、儚げな笑みを浮かべながら交換に応じてくれた。 その後は、またきっと別の話。 【基本情報】 ウルトラガール がおー☆ https://www.aipictors.com/posts/763138 天河 アウローラ@宇宙鶴 ローラン https://www.aipictors.com/posts/763152 蛇喰 紗衣(年齢:不明)@メフィラス星人(女性)ノゥティマ Part.2 https://www.aipictors.com/posts/764248 ☆☆♪アウローラちゃんと踊ってみた♪☆☆ https://www.aipictors.com/posts/764330 ふたりだけのじかん https://www.aipictors.com/posts/764697 彼女は守護者 https://www.aipictors.com/posts/768730

