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義母と廃墟探訪デート・ちょっとエロ小説風(前編):rev
【以前投稿した、妄想全開エロ小説のIllustrious修正版です。何卒ご笑覧を】 とある晴れた休日。義母と二人で、湖畔にある廃サナトリウムに訪れた。 以前、バイクで湖畔周りを走っていた際に偶然見つけ、興味本位で探検したが、小さい木造作りながらも上品な作りで朽ちておらず、室内も埃やゴミ、廃墟にありがちな品の無い落書きも無く奇麗な状態で、まるでほんの数日前まで使っていたのではないかと思うほどだった。 しかも庭園が、人の手入れがされていないにも関わらず、色とりどりの花が咲いていた。自然の力を感じずにはいられない。 何よりも、湖畔傍に立つ佇まいが、とても幻想的で魅力的なロケーションで、義母とのドライブ中、近くに通った際ここを思い出し、良い写真が撮れそうだと思い、義母を誘ったのだった。 「わぁ、奇麗。本当に誰もいないの?勝手に入って良いのかしら」 義母が車の助手席から降りる。申し訳なさそうにしながらも、少し期待しているような感じだった。 「道路からは見えないし、立入禁止のバリケードも無いし、多分大丈夫・・・・だと思うよ。」 現に、建物自体は周辺に木が生い茂って見えにくく、釣り自体が禁止なのか、湖上にボートも見当たらない。 ここの建物の存在を知る人間でなければ、恐らく解らないだろう。 うまく改築すれば、人気のカフェや映えスポットにでもなりそうな気がするが、そんな場所を義母と二人きりなのが何か嬉しかった。 「じゃあ撮りましょうか、モデルさん」 「お願いね、カメラマンさん」 いつしか、義母と出かける時には、写真を撮るのが恒例となっていた。 今は亡き父も、仕事柄海外に飛び回る傍らカメラが趣味で、父の部屋には丁寧に手入れがされたカメラやレンズが並んでいた。 奇麗な風景、そしてその真ん中に立つ、自分を生み父よりも先に亡くなった母の写真も書棚のアルバムに収められていた。 写真好きな自分は、恐らく父の血筋を受け継いでいるのかもしれない。 一通り美しい風景を背景に写真を撮った後、二人で室内を探検することにした。 当たり前だが電気は通っていない。だが日当たりが良く天窓から指す光で室内も明るく、廃墟特有の薄気味悪さは無かった。 やがて、以前は患者の病室だったと思われる、パイプベッドが置かれた部屋にたどり着いた。 驚くことに、ベッドのマットやシーツも枕も奇麗な状態で、ぼんやりと白く輝く寝具周りが、やや薄暗くも広い部屋とのミスマッチで映えて見えた。 そんな情景を目にした自分は、何故か説明できない劣情、まるで自分の中にある何かが蠢くような感じがして、何時しか義母を抱き寄せ、キスを交わしていた。 「んふ・・・もう・・・急にどうしたの?」 唇から離れた義母が不思議そうに尋ねた。 「義母さん・・・脱いで・・・」 義母は最初、えっという反応をしたが、自分の思いを察したのか、はたまた義母も同じ思いだったのか、ふぅと小さく息を吐き、しょうがないわね。と言いたげな表情で、洋服を丁寧に、時折自分を見ながら説明できない微笑みを見せ、まるで焦らすように脱いでいき、下着姿になった。 濃いい紫色で凝った刺繡がされた下着姿の義母が、廃墟の中に立っている。 「・・・何か悪いことしているみたい。こんな所で」 義母も、自分同様、何かスリルや背徳感を味わっているのではないかと思えた。 確かに客観的に見れば、十分罰当たりなことをしているだろう。だが目の前にいる、魅力的な女性の艶やかな姿を見ていれば、そんな事はもう気にならなくなっていた。 そんな義母の姿を見て、あれ?今まで見たことない下着だな。と思っていると、 「これ新品なのよ。あのお店で買ったの」 自分の視線と顔色を察した義母が答えた。 義母はいつも下着を買う時は、雑貨店を兼ねた輸入下着の専門店で買っている。 義母よりやや年上で、眼鏡と上に纏めた髪型が似合う女性店長が個人経営してるお店で、二人ともウマが合うのか、何時しか常連となり買い物に行っては、母に似あう下着を予算内でコーディネートしてくれるらしい。 (以前、お店に行ったとき、店長が『やっぱ若いと何回も満足させてくれるから一番よ』とか話していたのを聞いた気がするが、恐らく気のせいだろう) 「今日は勝負下着、ってやつ?」 こうなることを予め期待と予想をしていたのか、ふふっと少し照れくさそうに笑う。そんな可愛い義母を愛おしく思い、再び抱き寄せる。 豊かな胸元に顔を寄せると、新しい下着から、何とも言えない上品な香りがした。 「カメラマンさん、今日の報酬は何がいい?」 胸の双丘の暖かい感触を味わっていた自分からすれば、返事は一つだった。 「・・・胸で・・・して欲しい・・・です」 自分でも驚くくらい、かすれた声だった。気が付いたら、喉がカラカラになっている。 やがて義母は、無言で微笑んだまま残っていた上下の下着も脱ぐ。 誰もいない廃墟の中で、一糸纏わぬ義母の姿。ある程度は見慣れているはずだったが、この廃屋というシチュエーションがそうさせるのか、一層妖艶さが増している気がした。 義母は、自分の反応と視線を楽しむかのように、大きな乳房を自分の手でゆっくりとほぐすかのように撫でながら、少し錆びたパイプベッドにぎしりという音を立てながら腰掛ける。 そしてゆっくり身体を艶めかしくくねらせながら、背中から仰向けに横たわった。 「さぁ、いらっしゃい・・・お義母さんのおっぱい、全部あなたの物よ・・・好きにしていいわ・・・」 思わず、ごくりと生唾を飲んだ。こんなことを言われて喜ばない男性がこの世にいるのだろうか。 【続く】