エイリアンマガジン２（今日のお尻）

「先輩！今日エイリアンさんにした理由は？」 「ああ、まず今日は富士山の日なんだ」 「富士山の日？あ、語呂合わせですか？」 「そうだな」 「じゃあまたエイリアンさんじゃなくてもよかったパターンですか」 「早まるな。５０年前の今日、甲府事件というのが起こったらしい」 「なんです？それ」 「学校帰りの小学生がＵＦＯと宇宙人に遭遇した、らしい？」 「そんな事が」 「他にも目撃情報があったそうでな。当時甲府に住んでた景山民夫氏も見たらしいぞ」 「そうなんですね。それでエイリアン、甲府市なんですか」 「そういう事だな。ちなみに”甲府ＵＦＯの日”として記念日になっているらしい」 「でも今回も皆さん見た目はあまり僕達と変わりませんね」 「やはり擬態しとかないと騒ぎになるからな。気を使ってるんだろう。一応撮影では解り易い様に元の肌の色にしてもらったりしてるけどな」 「あ、緑っぽい肌の子もいますね」 「それに元の姿は形容しがたい子もいるぞ」 「そ、そうなんですか」 「共通してるのは皆地球人で言えばお年頃の年代だという事だな」 「そうなんですね。ぱんつは恥ずかしくないんでしょうか」 「地球人的な羞恥心はないのかもな。別の部分であるかもしれないが」 「そこは刺激しないようにしましょう」