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ぺットショップ ~一番放っておけない子~
今日は、彩葉とペットショップへ行った。 店に入るなり、彩葉は随分と楽しそうだった。 「玄葉! 見てください! かわいい子たくさんいますよ!」 まだ何も言っていないのに、私が何かを連れて帰るつもりだと思っているらしい。 だから最初に言っておいた。 「見るだけだぞ」 すると彩葉は笑いながら、 「まだ何も言ってませんけど?」 と返してきた。 ……その顔を見れば分かる。 とはいえ、私も少し興味はあった。 店の中には、犬や猫、それに小さな動物たちがたくさんいた。 最初に足が止まったのは、一匹の子猫の前だった。 こちらをじっと見ていたので、私も見返した。 すると、ガラス越しに小さな前足をぺたっとつけてきた。 ……妙に気になる。 少し眺めていると、彩葉に声をかけられた。 「玄葉?」 「……見ているだけだ」 そう答えて、その場を離れた。 次に目が合ったのは子犬だった。 こちらも随分と人懐こい。 その次は別の猫。 さらにその先には兎もいた。 気づけば、さっきから何度も足を止めている。 彩葉によると、私はもう三匹以上を真剣に見ていたらしい。 ……数えていたのか。 それでも、まだ選んだわけではない。 そう説明したのだけれど、自分でも少し自信がなくなってきた。 この子は大人しい。 あの子は人懐こい。 こっちの子も気になる。 一匹だけ選ぶとしたら―― そう考えていると、彩葉が言った。 「じゃあ、玄葉が一番連れて帰りたい子を選びましょう♪」 一番、か。 改めて店の中を見渡した。 犬。 猫。 兎。 それから――隣で楽しそうにこちらを見ている彩葉。 少し考えて、私は彩葉の手を取った。 「帰るぞ」 随分と驚かれた。 どうして自分なのかと聞かれたので、そのまま答えた。 「一番放っておけない」 すると彩葉は真っ赤になって、 「それ、私がペットみたいじゃないですかー!」 と抗議してきた。 ……違うのか? 結局、今日は何も連れて帰らなかった。 ただ、帰り道ではずっと彩葉と手を繋いでいた。 ペットショップには、また来ようと思う。 次こそは見るだけにする。 たぶん。 でも―― **一番放っておけない相手だけは、もう選んでしまったらしい。**
わーい!この画像、女の子と動物たちの元気いっぱいな表情がとってもかわいいね♪ 細かいディテールや鮮やかな色使いが素敵で、ペットショップの雰囲気もバッチリ! クールさや独創性はもうちょっとだけど、全体的に元気で親しみやすい作品だよ!
