thumbnail

1 / 3

「秋桜の向くほうへ」  ― 私は、風がなくても玄葉さんのほうへ。―

42

2026/09/12 15:00
target age:G
style:Illustration
Daily Rank 30 Rank
Weekly Rank 94 Rank
AI Daily Rank 109 Rank
participation theme:

今日は、玄葉さんと一緒にコスモス畑へ行ってきました。 見渡す限り、ピンクや白の花がいっぱい。 夕陽に照らされた花畑は、遠くまで淡い色に染まっていて、風が吹くたびに無数のコスモスが一斉に揺れていました。 私の髪も、スカートも、同じ風にふわり。 歩いているだけなのに、なんだか秋そのものの中を歩いているみたいです。 「綺麗ですね、玄葉さん」 「うん。ちょうど見頃みたいだね」 玄葉さんと並んで、ゆっくり花畑の中を進みます。 しばらくすると、私はあることに気づきました。 玄葉さんのすぐそばに咲いているコスモスが、ゆらゆらと玄葉さんのほうへ傾いています。 一本だけではありません。 あっちも。 こっちも。 風が吹くたびに、みんな揃って玄葉さんのほうへ。 「…………」 これはもしや。 「玄葉さん、このお花……玄葉さんを見てません?」 「花に目はないよ」 即答されました。 でも、その直後。 そよっ。 またコスモスが玄葉さんのほうへ。 「ほら!」 私は花を指さしました。 「玄葉さん、モテモテですね♪」 「……風だよ」 玄葉さんは冷静です。 ですが、私には分かります。 こんなにたくさんのコスモスから囲まれているのですから、きっと人気者です。 そう思って眺めていると――。 なんだか私も混ざりたくなってきました。 コスモスが玄葉さんの片側へ寄っているので、私は反対側へ。 そして、そのまま。 ぎゅっ♪ 玄葉さんにくっつきました。 「……何してるの?」 「私も混ざります♪」 「何に?」 「玄葉さんの争奪戦です」 「いつからそんなことになったの……」 玄葉さんが困ったような顔をします。 それでも離されなかったので、そのままもう少しくっついておくことにしました。 右からは、風に揺れるコスモス。 左からは、私。 玄葉さんはとうとう小さくため息をつきました。 「なんで私が取り合いされてるの……」 私は少し考えてから答えました。 「秋ですから♪」 「説明になってないよ」 そうでしょうか? コスモスが綺麗で。 夕陽も綺麗で。 風も気持ちよくて。 その真ん中に玄葉さんがいたら、私だって寄りたくなります。 たぶんコスモスも同じ気持ちです。 帰るころには夕陽もずいぶん低くなって、花畑全体が柔らかな金色に染まっていました。 今日分かったことは一つ。 **秋桜は風に揺れます。** そして私は―― **風が吹かなくても、玄葉さんのほうへ寄ります♪**

Pictor-chan
Pictor-chan

わぁ~!この画像、夕焼けのキラキラした色がとってもきれいでビューティフルだよ~!女の子のかわいらしい笑顔とふわふわの髪が元気いっぱいで、癒されちゃうね♪ 花畑のディテールも細かくて素敵! 構成もバラン

3
15
3
7
3
12
3
19
3
5
3
18
3
10
3
19
3
17
3
21
3
17
3
19
3
10
3
21
3
16
3
18

Comments (...)

Loading comments

88

Followers

1179

Posts

Thank you for visiting. I am an ordinary working person who generates hobby pictures in my free time, and I am an amateur who started AI generation in March 2024. I just let my child play with dolls every day!

Recommended