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相棒と見つけた世界の端っこ/スマホ壁紙アーカイブ
【相棒と見つけた世界の端っこ】 その岬には、地図には載らない名前があった。 長い道を走り続けて、気づけば朝焼けが空を茜色に染めていた。 車を降りると、相棒は何も言わずに隣へ座った。 波の音だけが聞こえる。 遠くの灯台が、帰る場所を忘れないように小さく光っている。 「ここが世界の端かな」 そう呟くと、相棒は振り向きもせず、ただ尻尾をひとつ揺らした。 まるで、 まだ先があるよ。 そう言っているみたいだった。 朝日が昇るまでの短い時間。 私たちは何も話さなかった。 けれど、その静けさだけで十分だった。 隣に相棒がいる限り、 どんな道の終わりも、次の旅の入口になるのだから。
