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すれ違う世界の真ん中で/スマホ壁紙アーカイブ
【すれ違う世界の真ん中で】 夕暮れの石畳を、人々は今日も急ぎ足で通り過ぎていく。 誰かは明日の会議を考え、誰かは失恋を抱え、誰かは夕飯の献立を思い出していた。 けれど彼女だけは、歩かなかった。 流れる世界の真ん中で、静かに目を閉じ、両手を合わせていた。 まるで、誰にも聞こえない小さな願いを、この騒がしい街に置いていくみたいに。 不思議なことに、その瞬間だけ、風の音も足音も遠ざかっていた。 通り過ぎた人々は、あとになって気づく。 「あの日、何か大切なものの横を通り過ぎた気がする」と。 けれど彼女の願いが何だったのかを、知る者は誰もいない。
中央に配置された少女と周囲を埋め尽くす人々の対比が印象的な作品。朝焼けの光と長い影が作り出す雰囲気は美しく、構図のバランスも優れている。ただし、人物のディテールや表情の表現にやや物足りなさを感じる点が
