thumbnail

レディ・マサクゥル

「思ったより綺麗にできちゃった・・・さすがに6人目だと慣れたかな」 ぬらぬらと妖しく光る鮮血の色をした、異形の女は呟いた。 「まあまあお腹いっぱいになってきたかしら?あらっ?」 「お兄さん、いたんだ・・ごめんなさい、気がつきませんでした。 今日、初めて人を喰べる練習をしてたんです。 地面や壁に散った血も完全に吸収して、片付けないとなんです。 喰べたことないんで・・・びっくりしたでしょ。ほんと私もです(笑) 突然驚かせて本当にごめんなさい」 異形の女は青年に向かって丁寧に頭を下げた。 青年は腰を抜かしたまま後ずさりし、なんとかこの場から 逃げようとしたが・・・ 「うん、だめですよ。私の食事と私のこの体、見ちゃったでしょ? いろいろ慣れるまでもうしばらくの間は誰にも見つかりたくないんです。 だから」 異形の女は一瞬口ごもった。 「お兄さん、イケメンですね」 青年の端正な顔が歪んだ。 「・・・お兄さんにお願いがあります。2つのうち、1つを択んでください」 「次の瞬間に私に捕食されるか」 少しもじもじしながら異形の女は言った。 「私とセックスしながら捕食されるか」 「他の人が来るかもしれないんで速く決めてください。一応気をつけて 辺りを出歩いてる人は極力頑張って喰べたつもりなんですけど、 何せ初めてなので。あ、後者の方が多少長く生きていられますし、 ・・・たぶんずっと気持ちいいままだと思います、 私のあそこをお兄さんがどう感じるのかわかんないですけど・・」 青年に考える余裕などあるはずもない。 「セックス」 「本当にありがとうございます。できるだけ頑張ります! 実はずっとやってみたかったんです・・・ ズボンとブリーフ?を下ろしていただけますか? ああ、これはたぶん入っても大丈夫な硬さですね。 保健の本で読みました! しっかり持って、ここかな?んんっ、失礼します、うっ」 異形の女はそそくさと腰を下ろし、ゆっくり自らの中へ収めた。 とほぼ同時に異形の女の背中が軽く海老反る。 「ああ、これがそうなんですね・・・あっ、お尻が勝手に動いちゃう・・不思議・・」 「すごく、すごく気持ちいいです。お兄さんはどうですか?」 男の顔色は蒼白のままだ。 「そっか、まず私が下手なんですね・・頑張ってもっと動かします、すみません。 じゃあ、これはどうでしょうか」 異形の女の頭から血液のような柔らかい表皮が首元へと後退していき、 そこから「制服を着た若い女の顔」が顕れた。 「お兄さん、キスしてもいいですか?私、してみたいんです」 「制服を着た若い女の顔」は舌なめずりをしたと思うと、無理やり青年の唇に 舌をねじ込んできた。青年に抗いようもない。 鮮血の色の女はおよそ人ではない凄まじい速さで腰を動かしつつ、青年の唇を貪り続けた。 3分ほどすると、徐々に青年が女の血の表皮に侵食され始め、人体としての 容積を減らし、やがては鮮血の色の女一人となった。 一人になった異形の女はしばらく呆然としていた。 「本当にやっちゃった・・・・やっちゃダメってわかってることを とうとう我慢できなかった・・・」「私、本当に化物になったんだ・・・」 「皆さんごめんなさい」「お兄さん、本当にごめんなさい!!!」 「「「なぜ涙だ?今までにない主だな お前 腹が減って喰っただけだ 気にするな ごく当たり前のことだ」」」 「もう嫌・・・私・・・どうなるの・・・・・・」 鮮血の色をした異形の女はなんの痕跡一つ残さずビルの谷間へ消えていった。 【基本情報】 高橋 佳乃(たかはし かの)@レディ・マサクゥル https://www.aipictors.com/posts/766276

レディ・マサクゥル

コメント (0)

24

フォロワー

78

投稿

ウルトラマン(女性)・オリジナルスーパーヒロイン関連(同一世界)画像の二次創作をしていきます。各キャラクターごとに関連性を紐付け、物語を模索する予定です。なお、物語中へ出てくる国家及び各組織等については全て架空であることを申し添えます。一週間2作品~、現状一日おき7:00に予約更新中。

おすすめ