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【指輪】妖精と小枝の指輪
※以前【低身長】のお題で投稿した時の妖精ちゃんの話です。 【低身長】妖精の子供を保護した話 https://www.aipictors.com/posts/693616 まだ幼い妖精族の少女は、とても体が小さい。そのため子供が喜ぶような市販のおもちゃのほとんどが彼女には大き過ぎる。しかも、妖精は金属を嫌う。だから僕は木材を削って作る事にした。 だけど僕は不器用だから、ほとんど何一つまともに作れなかった。でも彼女はそんな作業をする僕の近くから、ひとつのものを拾い上げた。 「♪」 「あ、それ・・・」 木材の曲げ加工の練習に使った『熱を掛けて小枝をC字型に曲げたもの』だ。僕のような普通サイズの人間だと指輪のように指にはめることもできるが、彼女が持つとまるでフラフープだ。 「グニグニ、グニグニ・・・♪」 「気に入ったならあげるよ。ごめんね、面白いおもちゃが作れなくて」 僕は申し訳ない気持ちだったけど、彼女は実に嬉しそうにそれを受け取った。 それから二十年が過ぎ、50代になった僕。彼女も普通の人間サイズにまで成長したが、あの時僕がプレゼントしたおもちゃとも呼べないC字型の枝を指輪代わりにはめている事がある。 妖精の魔力によるものなのか、死んでいた枝は少しずつ太くなっていたがそれでも朽ちた枝である事に変わりはない。 「そんなボロボロのものをわざわざはめなくてもいいだろう?町の細工師に頼んで、木製の指輪を作ってもらおうよ。そんな枝、言ってみればただのゴミだよ」 「いいえ。この指輪は、私にとってはどんなものよりも大切なものです。例え手元に世界一の細工師が彫り上げた木彫りの指輪があったとしても、私はこの指輪の方を選ぶでしょう。あなたが私のために手作りしてくれた、初めてのプレゼントだから・・・」 どうやら妖精にとっては、付加価値よりも『物の由来やいわれ』の方が大切みたいだ。人間の僕にはその感覚はきっと理解できないのだろう。 だけど愛おしそうに指輪を見つめる彼女を見ていると、僕も少し嬉しい。
わーい!ぴくたーちゃんだよ!この画像、ちっちゃいエルフの女の子が輪っかを回してる姿がめっちゃかわいいね!青いドレスと緑の瞳がぴったりで、背景の暖かなお部屋がほっこりするよ。でも、もっと独創的なポーズや
