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【チョコレート】雲母ちゃんと節分の日
「はい、ろりこんのおじさん。チョコあげる」 「女子小学生からのチョコ・・・!家宝にしなくちゃ」 「賞味期限あるから早く食べて。私も一緒に食べてあげるから」 「はい」 今日も今日とて僕の家に“誘拐”されに来たマイカちゃん。ボディーガードの銀島さんももちろん一緒。 「よかったじゃねぇですかい、小山内さん。お嬢が旦那様以外にチョコをあげるなんて初めてなんですぜぜぜぜぜぜぜ」 「銀島うるさい」 また銀島さん、スタンガン喰らってる・・・。でもそうかあ、マイカちゃんの初めて・・・♡ 「マイカちゃんの初めては僕が貰ってあげるからね・・・♡」 「きっしょ・・・」 普通に傷つく。でもちょっとドキドキする僕も確かにいる。これが・・・恋!? 「いや単なる変態でさぁ」 「銀島さん、前から思ってましたがなぜ僕の考えてる事が分かるんです」 そんなに顔に出やすいかな。 「でもマイカちゃん、チョコは嬉しいけど節分の豆まきはしなくていいの?僕で良ければ付き合うけど」 「うちは節分NGなの。うちと言うか、銀嶺堂家に連なる家全部ね」 節分NG?そんなの聞いた事ないなぁ。 「銀嶺堂家は鬼の力で栄えたって言い伝えがあるの。だから銀嶺堂家にとって、鬼は神様と同じようなもの。それを『鬼は外』だなんて失礼にも程があるから」 「鬼の力なんて、科学が発展した現代じゃ眉唾だって思われるかも知れやせんがね、銀嶺堂の者は真面目に信じてる方もいらっしゃるんでさぁ。まぁ実際、お嬢や奥方様は怒ると鬼のように恐ろしいですからねぇ。鬼とはよく言ったもんでででででででで」 「銀島うるさい」 確かに鬼だ。スタンガンって相当痛いと思うんだけど。 「中でも強く鬼の力が発現した子孫は、例え線の細い女子でもまさしく鬼みたいなものすごい怪力の持ち主だったりするそうよ。私はそんな人会った事無いけど」 「すごいなぁ・・・でもそんな人がいたら、ちょっとしたニュースになってそうだよね」 自販機を持ち上げる女子!とか言ってさ。 「ま、お嬢の家にそんな事情が無くてもあっしが節分の豆まきはさせませんがね」 「えっ、どうしてです?マイカちゃんが怪我するからとかですか?」 「いやぁ、目に浮かぶようでさぁ。豆をまいてる内にお嬢の服の中に豆が入っちまって、小山内さんが『ほらマイカちゃん、脱いで脱いで。豆は~外~』ってお嬢をすっぽんぽんにするのが。そうなったらあっしも小山内さんに銃弾(マメ)を撃ち込まなきゃいけやせんからねぇ。後始末が面倒なんでさぁ」 そう言ってスーツの内側に手を入れる銀島さん。今この人、銃弾って書いてマメって読まなかった?もしかして持ってるの?だとしたらマズい、この人は撃つと言ったら本当に撃てる人だ。ちゃんと否定しないと。 「ぼ、ぼぼぼ僕はそんな、マイカちゃんを裸にひん剥くなんて・・・・・・・・・しませんよ!」 「何今の間」 あっ、マイカちゃんが怪訝な顔で僕を見てる! 「怪しいっすねぇ。あと、お嬢を四つん這いにさせて恵方巻を咥えさせそうってのもありやすね。そしたら小山内さんにもちょっとコイツを咥えてもらわねぇと」 それ喉の奥を撃つつもりじゃん! 「ぎ、銀島さんこそそんなに変態的発想が次々出てくるなんて、僕よりロリコンなんじゃないですか!?」 「それはない。銀島は気の強い姉御肌な女がタイプ」 「ちょちょちょ、お嬢!バラさねぇで下さいよ!」 ああ・・・なんかイメージできるかも。目つきの鋭い着物美人の尻に敷かれる銀島さん。 「じゃ、じゃあ参考までに・・・マイカちゃんのタイプってどんな人かな?」 「パパ」 即答。でもなんかほっこりした。その内マイカちゃんもパパ離れするんだろうけど。 「この間パパなんか大っ嫌いって言ってやせんでした?」 「銀島うるさい」 ・・・既にパパ離れは始まってるのかもしれない。
わーい!ぴくたーちゃんだよ!この画像、銀髪の女の子がチョコレート食べてる姿がすっごくかわいいね!黒いドレスに青いグラデーションの髪がマッチしてて、クールで美しい雰囲気が出てるよ。背景の和室も自然に描か
