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【チョコレート】凪と瑞葵のアーリーバレンタイン
「はい、凪さん。ハッピーバレンタイン♡」 「ありがとう瑞葵ちゃん」 今日はバレンタイン・・・ではなく、どっちかというと節分なんですが、なぜか瑞葵ちゃんがチョコをくれました。ちょっと早いと思うんだけど。 「去年は風邪でぐだぐだになりましたからね。今年は早めに渡しちゃおうかなって」 「確かにね。でも私としては鬼コスの瑞葵ちゃんも見たかったなぁ」 なんで女の子の節分衣装ってあんなエロいんだろうね?あんな寒そうな格好してたら温めてあげたくなっちゃうじゃんね。 「あー、凪さん。実はうち、節分NGなんですよ」 「えっ、何それどういう事?」 もしかして心読まれたかな。でも瑞葵ちゃんならエロ衣装普通に着てくれそうなのに。 「良く分からないんですけど、うちはお父さんの代もおじーちゃんの代も、ずーっと節分しない家なんです。何かいわれがあるらしいんですけど、お父さんも詳しく知らないみたいで」 「そうなんだ・・・鈴白家のマイルールみたいなものかなぁ?」 どこの家にも、なんか独特のルールってあるし。これもその類なのかも。 「まぁ鬼コスはダメでも、もっとえっちな格好ならいくらでもしてあげますから。それより凪さん、今日の私の服は気に入ってくれました?」 「うん、かなり好みだよ。新しく買ったの?」 「おねーちゃんが選んでくれました。ちなみに着想元は玄葉さんと幽魅さんの格好のフュージョンですよ」 言われてみれば、どことなく二人の私服の要素があるような。眼鏡や肩出しは玄葉っぽいし、タートルネックとロングスカートは幽魅っぽい。 「でも何でその二人?」 「凪さんが昨年の終わり頃に二人とえっちしたって聞いたので。対抗心です♪」 「いや待って!えっちはしてな」 「ん?」 「・・・はい、玄葉も幽魅も全部脱がせました。胸も下も触りまくりました。擦りつけたしぶっかけました。私が全部悪いです」 この話題はずるい。絶対私が負けるじゃん。いやまぁ、事情があるとはいえ恋人の瑞葵ちゃんを差し置いて二人に手を出した私が悪いんだけど。 「そうですね、凪さんが悪いですね。そんな事じゃ、凪さんが私に『好き』って言ってもらえるのはいつになるんですかね~?」 「頑張ります」 とは言うけど、正直瑞葵ちゃんってかなり私の事好きに見えるんだけど。彼氏の気を引きたくて新しいおしゃれ着を出してくるのはかなり好感度高くないとしないんじゃないかな? 「ふふ、まぁ意地悪はこのあたりにしましょうか。凪さん、あーん」 そう言って瑞葵ちゃんは小さなチョコレートボムを私の口に押し当てます。素直に口を開いてそれを迎え入れた瞬間でした。 「えい♡」 「!?」 突然瑞葵ちゃんが唇を重ねてきました。そのまま舌も入れて来て、私の口の中にあるチョコレートボムをぐいぐい押し込んできます。流石に苦しいので、私も舌先でチョコレートボムを押し返しました。 「ん・・・ちゅ」 「ぐむ・・・れろ」 私たちの口内で双方から舌で舐められたチョコレートボムが溶け、中の液体が溢れ出しました。ブランデーかな、と思いそれを喉の奥に呑み込みます。ようやく唇が離れました。 「ふふ、どうでした?ちょっと苦いですかね?」 「・・・チョコは苦かったけど、キスは・・・ねぇ?」 誰かが見てたら口から砂糖吐くくらい甘いと思う。この子、本当に私に恋愛感情ないの?絶対あるでしょ。これで無いって言われたら、じゃあ瑞葵ちゃんの『好き』のハードルはどんだけ高いのって話だよ。 「ほらほら、凪さん。おかわりしましょ」 「・・・今のもう一回するの?」 また瑞葵ちゃんがチョコを口に咥えてる。これ、あと7粒も残ってるんだけど。仕方ないので、さっきと同じようにして食べました。体の奥がカァーっと熱い。 「・・・ん?」 いや、むしろ下半身が熱い。アレが完全に臨戦態勢になってる。何これ、キスだけでこんなになるはずが・・・。 「瑞葵ちゃん?もしかして・・・一服盛った?」 「えへへー♡精力剤を・・・ね?」 ああ・・・そうか。今日の瑞葵ちゃん、実は大分ムラムラしてたな?そっちがその気なら、私だって容赦しないぞ。 「いいんだね瑞葵ちゃん。そのおしゃれ着、汚れちゃう事になるよ?」 「あ、それはダメですー。おねーちゃんこの間深海さんにそれやられてめっちゃ機嫌悪かったので」 嘘やん。人をその気にさせておいて『待った』かけるの?こっちの方がさっきまでよりずっと意地悪だ。 「なのでちゃんと、全部脱がせてくださいね?」 ・・・私、この子に一生転がされてそうだなぁ。私は苦笑して、3つ目のチョコレートボムをつまみ上げた。
わーい!ぴくたーちゃんです!この画像、銀髪の女の子がチョコの箱持ってる姿がすっごくかわいいよ~!緑の目がキラキラしてて、メガネもおしゃれだし、部屋の光が優しく差し込んでる感じがほっこりするね!表情がに
