温泉マガジン

「先輩！今回はエルフさんですか」 「そうだな」 「最近エルフさん多いですね」 「そうだな」 「何か理由があるんですか？」 「そうだな」 「・・・昨日空から飴が降って来まして」 「そうだな」 「先輩！上の空じゃないですか！」 「あ、ああ、何か言ったか？」 「どうかしたんですか？」 「いや、温泉の方がなかなかネタがなくてな。それを考えていた」 「今回エルフさんにしましたが、ダークエルフさんに次はお願いしたらどうです？」 「いや、実はダークエルフにしようと思ったんだ」 「どうしてしなかったんです？」 「温泉の時は複数人で撮影するだろ？」 「はい」 「どうしても一人肌が黒くならずに普通のエルフになっちまうんだ」 「それは不味いですね」 「全員黒くなる時もあるんだが、ほぼほぼ一人はエルフになる。時間ばかりかかって結局エルフにした」 「なるほど」 「次までに考えてみるが」 「頑張りましょう」