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Archangel Raguel
①????「ちょっとお時間いいかしら?」 天使長アリエル(22)「ん?誰ですか?ここから先はセラフィム様のおさめる神聖な領域、天使と言えども部外者は立ち入り禁止です‼️どうかお引き取りください‼️」 ????「はぁ…神の友の私にそんなひどいこというなんて…あの方が黙っていないわよ?」 アリエル「え?神の友…⁉️あ、あなたはまさか…(跪いてかしこまる)」 ????「それでいいの…いい子ね…さすがは天使長にまで上りつめたアリエルちゃんね!」 アリエル「ご無礼を、し、失礼致しました💦神の友であるあなた様がどうしてこちらに⁉️」 ????「アリエルさん…天界の神殿はこの先でいいのかしら?」 アリエル「セラフィム様に何かご用でしょうか?」 ②????「あなたが起こした終末のラッパ事件で倒された元凶の[大天使ウリエル]と天界大決戦でセラフィムに倒された[座天使トロノイ]…特に後者は神に近い存在だったの…それがやられてしまって熾天使セラフィムが天界統治者になった…しかもあなた達と一緒に下界で好き放題やっていることにあの方はお怒りよ?」 アリエル「Raguel (ラグエル)様、一体セラフィム様に何をなさるおつもりですか?」 ③神の友大天使ラグエル(16)「つまりセラフィムは神のご意向に背いた…私の役目は神に背いた天使を処断するだけ‼️」 アリエル「セラフィム様にそんなことはさせません‼️」 天界騎士団長ミカエル(28)「そうだよ!神の友だか何だか知らないけどセラフィム様を渡すわけにはいかないよ‼️」 ラグエル「また面倒なのが出てきたわね…天界騎士団長になった大天使ミカエル、とてつもなく強い…恐らく私1人では苦戦必至ね…」 熾天使セラフィム(37)「当たり前ですわぁ!ミカエルの戦闘能力はわたくしに次ぐ強さですの!」 アリエル「セラフィム様!今出ては危険です‼️」 ラグエル「あら?わざわざそっちから来てくれるなんて探す手間が省けたわ!」 熾天使セラフィム「あら?ラグエル、このわたくしと本気でやり合うつもりですの?まず、戦う気があればですけど…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ… ラグエル「私は神の友の大天使ラグエルよ!甘く見ないで‼️(くっ、なんなのこの震えは…私が恐れている?そんな…あり得ない!…神の友の私がこの程度で…)………」 セラフィム「笑えないのです?可哀想な子ですわね…今あなたがどうすべきかちゃんと考えなさぁい?」 5分後 ④ラグエル「こ、降参よ…やはり私ではあなたには勝てない…煮るなり焼くなり好きにしなさい!」 ミカエル「アリエル、兵士達この者を捕えなさい‼️」 セラフィム「ミカエル、待つのですわぁ!この子には、初めから戦う意志はないのです!それにまだ子供なのに牢に繋ぐのは可哀想ですわぁ!」 ミカエル「はぁ…相変わらず甘いというか、優しいというか、セラフィム様がそうおっしゃるなら仕方ないか…ラグエル、感謝しなさいよ?」 ⑤ラグエル「はい!セラフィム様、お心遣い感謝致します!⑥同時に無礼を謝罪致します‼️これからはあなた様に尽くすことにしました!」 アリエル「えっと…神の友がこんな簡単に忠誠を誓ってしまって神は大丈夫なのでしょうか?💦」 セラフィム「ふふふ、ラグエルちゃん、これからわたくし達がたっぷり可愛がってあげますわぁ!そしていつか笑顔になれるようにしてみせますわぁ♪」 一方… 神「おのれ、セラフィム二度だけでなく三度までも💢そしてラグエル、裏切りよったな‼️このままで済むと思うなよ?」 うちの子に新たな天使「ラグエル」ちゃん16歳が加わりました♪神の友と言われ、神に背いた天使を処断するのがお仕事だそうです。彼女の トレードマークはピンクのロングに花飾りのついたカチューシャで、網タイツを穿いています。 常に感情のない教育を受け続け、冷酷で笑顔を全く知らずに育ってきたので、笑うことができません。