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それじゃあ私も、滑り込み&便乗かわいそうウィークのおかわりいきます。 プロットはかわいそうだったんですけど、長いし、くどくなって消したら、あんまりかわいそうじゃなくなりました! ※寝てても淫紋で絶頂して起きたり、起きててもこうやってずっとオナニーしないといけないイメージで、彼女はずっと寝不足ってのを表現したかったんです! それでは、とんでも異世界編 EP6… ~~~~~~~~~~~~~~~~ 彼女を手に入れた日から、私の生活は大きく変わった。 その変化は、概ね良い方向だと言えるだろう。収入は増え、暮らしも確実に豊かになった。 その彼女は今、私の手を掴み、それを自分の股に押し付けている。 -- ベッドの上に座り、古びた文書を手に取った。表紙には「この世界の光と影」と書かれている。 どうやら、この世界についてまとめられた重要な記録らしい。だが、日本語で書かれているせいで読める人間はいないそうだ。 しかも、大半のページが破り取られ、ボロボロの状態だった。そのせいで、内容のほとんどは謎のままだ。 「……ったく、誰だよ。こんな大事な文書を破って緩衝材に使うなんて」 私は呆れながらも文書を捲る。この文書は元々「メス」用のディルドや拘束具を梱包していた緩衝材として使われていたものを譲り受けたのだ。 -- 彼女の手に導かれるまま、私の手が動く。そのたびに彼女の息遣いは荒くなり、シーツがじわじわと汚れていく。 暮らしが豊かになったのは間違いないが、その一方で、一人で過ごすことができる時間がここまで減るとは思わなかった。 奴隷商に「メス」は1匹で本当にいいのか?と忠告された理由が今ならよく分かる。 牧場で見た光景のように、「メス」たちは淫紋のせいで、常に互いを慰め合う必要があったのだろう。 またひとつ、彼女について学んだ気がする。 -- 文書には、「メス」たちは元来、人間に近い存在だと記されていた。普通に育てれば、普通の人格を持つという。 ただ、牧場のような劣悪な環境で育った場合、「メス」たちはほぼ例外なく野生児のような状態になってしまうらしい。 そうなってしまうと、後になってから言語を習得するのは、ほぼ不可能になってしまうんだとか。 だが、初潮を迎える頃になると自然に淫紋が浮かび上がるという記述もあった。 しかし、中には淫紋が自然に現れない個体もいるようだ。その場合、奴隷商が人工的に淫紋を施すのだとか。 果たして彼女の場合は、どちらなのだろうか…。 というより、なぜ後天的に淫紋を施す必要があるのだろうか…。謎は深まるばかりだ。 淫紋に関する詳しい記述は破られたページに書かれていたようで、残念ながら内容は分からなかった。 -- 彼女の淫紋が淡く光り始め、腰を振るスピードがさらに上がった。 その振動に合わせて私の体も揺さぶられ、読書どころではなくなってきた。 「……まったく、仕方ないな」 私は軽く彼女のクリトリスピアスを引っ張った。すると、彼女は声にならない声をあげ、全身を震わせる。 そして満足したように私の胸に顔をうずめてきた。 こんな生活が続くのも悪くない、そう思いながら私は文書をそっと脇に置いた。