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閉ざされたトイレの中で

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2024年10月04日 15時30分
使用モデル名:Midjourney
対象年齢:軽度な性的、流血描写あり
スタイル:イラスト

彼女は狭いトイレの便座に座り、膝を抱えて小さく震えていた。この場所はどこか薄汚れた感じが漂い、壁にはカビや汚れがしみついている。薄暗い蛍光灯の光がちらつき、まるで彼女の不安な心を映し出しているかのように、頼りなげに空間を照らしていた。 彼女の名前はカナ。普通の学校生活を送っていたはずが、いつの間にかこんな場所に閉じ込められてしまった。着ているスクール水着は冷たく、肌にべったりと張り付き、その冷たさが彼女の心の中の恐怖をより一層強くしていた。 カナの足元には何か古い金属のバックルが転がっていて、それが何のためにあるのか、彼女にはわからなかった。この場所には、何も手がかりがない。ただ、狭く、暗く、そしてひどく冷たい。壁には何か書かれているが、それはかすれていて読めない。何かのメッセージか、それともただの落書きか。どちらであれ、それが彼女にとっての救いにはならなかった。 「どうしてこんなことに…」カナは頭の中で何度も問い続けた。誰が彼女をここに閉じ込めたのか、何のために、そして自分はどうすればここから抜け出せるのか。答えは何一つ見つからない。ただ静かに時間が過ぎていく中で、彼女の心にあるのは、孤独と恐怖だけだった。 外からの音は全く聞こえず、ただ時折、古い水道管から漏れる水がぽたぽたと滴る音だけが、この静寂の中に響いていた。その音はまるで、彼女がここにいることを嘲笑っているかのようで、カナの心をさらに追い詰めていった。 目には涙が溢れ、頬を伝って落ちていく。助けを求めたい、誰かに見つけてほしい。でも、声を出してもきっとこの狭い空間に吸い込まれてしまうだけだという絶望感が、彼女の喉を締め付けた。誰も来ない、誰も気づかない、まるで世界から切り離されてしまったかのような感覚が、彼女の心を蝕んでいた。 カナは膝を抱え、頭をうなだれて、小さく震えた。「ここから抜け出したい」その願いは心の中で何度も繰り返されているが、現実には何も変わらない。薄暗い蛍光灯の光がちらちらと揺れ、壁の汚れた文字がまるで何かを語りかけているかのように見えたが、それが何を意味するのか、彼女には理解できなかった。 彼女の目はやがて、床の一点をじっと見つめた。そこには小さな虫が這っていて、それが唯一、この空間で生きて動いている存在だった。その虫を見つめながら、カナは自分もまた、この冷たい空間の中でただ存在しているだけの生き物に過ぎないのかもしれないと感じた。 希望の光が見えないまま、カナはただこの場所で時間が過ぎるのを待ち続けるしかなかった。暗く狭いトイレの中で、彼女の心は次第に無感情に染まっていくようだった。涙が止まることなく、静かに頬を伝い落ちていく。それはまるで、彼女がここに存在しているという証のように、この薄暗い空間にしみこんでいった。

便所監督

コメント (1)

thi
2024/10/05 16:03

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汚エロい、汚いけど魅力的な世界"に惹かれる人間です。くすんだ壁、錆びついた配管、散らかったゴミの中にある、普通なら見過ごされる美しさを見つけることが好きです。その場所は一見して荒廃し、不潔で、無秩序。でも、その中には何か心に響く魅力が隠れています。