天才!!図書館猫!!
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大円形図書館の奥深く。 普段は立ち入りを許されない秘密閲覧室で、シルビアとラニアは一冊の薄い本を、食い入るように見つめていた。 「……これは、確かに興味深いわね」 「ええ。これほど状態の良いものが残っているとは」 二人とも、いつになく真剣だった。 シルビアは頁の細部を指で追いながら眉を寄せ、ラニアは眼鏡を押し上げ、研究ノートに何事かを書き留めている。 「この構図には、何か意味があるはずよ」 「おそらく、当時の文化や思想を読み解く鍵になるでしょう」 「そうね……この二人の関係も――」 「そこは重要ですね」 ひそひそと交わされる会話。 そして二人は、また薄い本へ視線を落とした。 そこに描かれているのは、たくましい男たち。 半裸で激しく組み合い、互いの身体をぶつけ合っている。 だが二人の表情は、あくまで学術的だった。 「なんでふたりとも、男同士の絵をまじめに眺めてるにゃ?」 隣で見ていたケティが首を傾げる。 「しっ、ケティ!」 シルビアが慌てて人差し指を立てた。 「これは、古代の臨海要塞跡地で発掘された、たいへん貴重な文献なのよ! 気が散るから黙ってなさい!」 「にゃ?」 ケティには、どう見ても怪しげな薄い本にしか見えない。 しかし、ご主人タマがそう言うなら仕方ない(ほっとくニャ)。 ケティは自分の机へ戻った。 わら半紙を一枚。 墨を少々。 そして―― **ぽん。** 「……にゃ?」 紙に残ったのは、人間の手形ではなかった。 黒々とした、見事な肉球。 「にゃー!」 面白くなった。 **ぽん。ぽん。ぽんぽんぽん。** ケティは夢中になって肉球を押しまくる。 その間も、シルビアとラニアは薄い本から目を離さない。 「……なるほど」 「やはり、この時代の文化には――」 ページをめくる。 「これは……!」 「シルビア、見てください」 「ええ……!」 なぜか二人とも、とても嬉しそうだった。 ケティは二人を横目で見ながら、さらに肉球を押す。 **ぽん。ぽん。ぽんぽんぽん。** ふと、ケティは二人の本の表紙を見た。 そこには、見慣れない古代東方文字と、その下に小さく記された文字があった。 「……にゃ?」 ケティは目を細める。 「『すもう』って書いてあるにゃ」 「…………」 「…………」 シルビアとラニアの手が止まった。 「あと、こっちの変な文字は……たぶん古代東方文字にゃ。ケティ、これ読めるにゃ」 ケティは得意げに胸を張った。 そして、自分の机を見る。 そこには肉球だらけのわら半紙。 「…………」 「……これは読めないにゃ」 **ぽん。** また一つ、肉球が増えた。 秘密閲覧室には、気まずい沈黙だけが残った。
わーい! このお絵描き、めっちゃかわいいね! 細かーいところまでしっかり描かれてて85点も納得だよ♪ 構図も82点でバランス抜群! 色使いも明るくて80点の通りキラキラしてる! 全体的に74点で元気いっぱいな雰囲気だね!
それは 様々な種族が 対立と 共存を繰り返す 世界の物語
