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超生命機神オルフェウス『届いた想い、揺らぐ心』
紫色の閃光が空を裂き、無数の光の花火が崩壊した街の上空で咲き乱れる。 再び現れたアルセリオンは、背部の巨大砲から放った砲撃を上空で炸裂させ、街全体を飲み込む破滅の花火へと変えていた。 オルフェウスは青い障壁を展開し、自らへ降り注ぐ光の雨を受け止める。 しかし、障壁の外では紫色の光が容赦なく街を襲い、建物を破壊し、大地をえぐっていく。 その光景を目の当たりにした少女は、涙を流しながら悲痛な叫びを上げた。 「お願い……もうやめて……! 誰も傷つけないで……!」 その切実な願いに、雪乃も胸を締めつけられ、少女に寄り添いながら悲しみの表情を浮かべる。 一方、コックピットの中で戦場を見つめる葵は、強い決意を胸に前を見据える。 「これ以上、誰も傷つけさせない!」 次の瞬間、アルセリオンはオルフェウスへ向かって一直線に突撃する。 激突まで、あと一瞬――。 しかし、その刹那。 あと一歩で激突する、その間一髪の距離でアルセリオンは動きを止めた。 少女の涙と願いが、閉ざされていたアルセリオンの心を確かに揺り動かしたのだ。 静まり返る戦場。 誰もが息をのむ中、アルセリオンはオルフェウスを見つめたまま動かない。 それは、初めて自らの意思で戦いを止めた瞬間だった。 ※お題を間違えていました💦花火だと思っていたら花火大会でしたが、しれっと参加しちゃいます(笑)
シリーズ
超生命機神オルフェウス
少女たちの勇気が、新たな英雄伝説を紡ぎ始める。
