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超生命機神オルフェウス『届いてほしい、この祈り』
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突如として街に現れた、一頭の巨大な機械の暴れ馬。 建物の間を疾風のように駆け抜けるたび、大地は砕け、瓦礫が宙を舞う。 人々は恐怖に包まれ、逃げ惑うことしかできなかった。 しかし、一人の少女だけは、その姿から目を逸らさなかった。 禍々しい紫の光をまといながら荒れ狂うその姿。 それでも彼女には、どうしても信じられなかった。 「あの子は……悪い子じゃない。」 まるで助けを求めるような、言葉にならない悲しみが胸に伝わってくる。 少女は静かに目を閉じ、両手を組んで祈りを捧げる。 「お願い……あなたの心が、まだそこにあるのなら。」 その小さな祈りは、轟音にかき消されるはずだった。 けれどその瞬間―― 荒れ狂っていた機械の暴れ馬は、一瞬だけ歩みを緩めた。 誰も気づかなかった、そのわずかな変化。 だが少女は、その小さな変化を見逃さなかった………。
シリーズ
超生命機神オルフェウス
少女たちの勇気が、新たな英雄伝説を紡ぎ始める。
