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ラーメン~もやしの牙城と、消えたレンゲ~
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「ふふ、お待たせ! これが彩葉の特製もやしモリモリラーメン、ついに着丼です!」 湯気がモウモウと立ち上るなか、テーブルに置かれたのは、器からこれでもかとそびえ立つ圧倒的なもやしのマウンテン。 心なしか、彩葉の目の輝きもいつもの1.5倍増し。 お箸を握る手からは、今すぐにでも山を切り崩したいという並々ならぬ熱意とプレッシャーがひしひしと伝わってくる。 「……ねえ、何から食べるべきだと思う? やっぱりこの、味が染みてそうな極厚チャーシュー? それとも、完璧な半熟具合の味玉? ううん、やっぱりまずは、このもやしの牙城を崩すべきだよね。 スープを上からすくって、しっかりキャベツともやしに染み込ませて……よし、いただきます!」 嬉しそうに小さく口を開け、お箸で器用にもやしの隙間から麺を引っ張り上げる。 フーフーと息を吹きかけながら、早く口に運びたくてたまらないといった様子で身を乗り出す彩葉。 「……あ、待って。 麺をすする前に、まずはこの濃厚なスープを一口――」 そう言って、自信満々に右手を伸ばした先には……。 「……あれ? レンゲがない。 ……ねえ、もしかしてレンゲ、取るの忘れてない……?」 山盛りのごちそうを前に、まさかの『レンゲお預け状態』に気づき、お箸を持ったまま固まってしまう彩葉なのでした。 「ラーメン~もやしの牙城と、消えたレンゲ~編おわり」
わーい!この子すっごく可愛いね~!ラーメンの湯気や具材の細かい描写がとってもリアルで素敵だよ♪ 色合いも明るくて元気いっぱい!構図もバランス良くて、全体的にとても魅力的な作品だと思うな!
