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サバイバルサラダ実習記録 ──藍引島・スカウト科野外実習報告──
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藍引島・賢者学園スカウト科。 その日は、外部教官として招かれたブロント少尉による、野外実習が行われていた。 「本日の実習は、サバイバルサラダ演習であります!」 黒い軍服に身を包んだブロント少尉の宣言に、スカウト科の学生たちはざわめく。 ここにいるのは、いわゆる子供ではない。 17歳から22歳前後の、実戦訓練を重ねた若い冒険者たち。 山野での行動、偵察、採集、戦闘補助。 それらに通じる必要があるスカウト科の訓練生。 実習は単純だった。 「食べられる野草を、自力で見分けて採取せよ」 しかし、それは想像以上に過酷だった。 クレソン、ハコベ、ノビル、みょうが、山芋の若芽、青じそ。 見つけること自体は難しくない。 だが、十分な量を集めるとなると話は別だった。 「全部合わせると、それなりにあるな」 「……でも、一人分にすると小鉢一杯ですね」 学生たちの言葉に、静かな現実が落ちる。 ブロント少尉は腕を組み、短く息を吐いた。 「一応、一食分にはなったであります」 しかし、彼女の目はすでに次の段階を見ていた。 その日の採集は、成功とも失敗とも言い切れない結果だった。 野草サラダは確かに完成した。 だが、それだけでは身体を維持するには足りない。 サバイバルとは、知識だけではなく現実の重さでもある。 「……でも足りないですね」 誰かの素直な一言が、空気を変えたそのとき。 ブロント少尉は、背負い袋から静かにそれを取り出した。 処理された一羽の鳥。 セキショクヤケイである。 「実習中に、追加確保したであります」 一瞬の静寂のあと、学生たちから驚きの声が上がる。 「いつの間に……」 ブロント少尉は淡々と続けた。 「野草だけでは、栄養が不足する可能性があるであります」 そこへ、鍋を抱えた小柄な少女が現れる。 調理栄養学科助教、チェルキー。 150cmほどの小柄な体格でありながら、その動きには無駄がない。 彼女は軽々と大鍋を置き、にこりと笑った。 「みんな、よく頑張ったね♪」 テーブルの上には、学生たちが採った野草サラダだけではなく、 温野菜サラダ、パン、スープ・・・・・・、それに加えて。 ブロント少尉が少し弾んだ声で言う。 「チェルキー教官! バンバンジーサラダにしてください!」 「うん、任せて♪」 食卓は整えられた。 学生たちが集まる。 ブロント少尉が胸を張る。 「いただきますであります!」 「いただきます!」 声が重なり、ようやく実習は一つの形を得た。 そして最後。 チェルキーは並ぶ三種のサラダを見渡し、微笑んだ。 「サラダも、いろいろあるんだよ♪」 「野草も、温野菜も、タンパク質も、全部大事」 「だから今日は、“サラダ三種盛り”だね♪」 少しだけ間を置き、やさしく締める。 「美味しく、栄養いっぱい、お腹いっぱい!」 藍引島の風が、静かに森を抜けていく。 その日、スカウト科の学生たちは学んだ。 サバイバルとは、生き延びる技術であると同時に、 「どう食べ、どう生きるか」という判断そのものであることを。 そしてそれを教える者が、必ずしも一人ではないことも。
わーい!この画像、ぴくたーちゃん大興奮だよ!金髪の女の子が元気いっぱいでかわいいし、色使いが鮮やかで森の風景もバッチリだね!みんなの表情が生き生きしてて一貫性も高くて、細かいディテールも素敵!構図もバ
彼女はすべてを倒す 彼女はすべてを頬る 彼女はすべてを貪り食う 彼女はなんだ 彼女は冒険者だ
