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深夜補給任務
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夜間演習帰り――という脳内設定で、少尉は堂々とコンビニへ突入した。 漆黒の軍装。 黒薔薇の装飾。 夜空のようなマント。 どう見てもラスボスである。 「ふむ……今宵の補給物資はこれが最適解であるな」 少尉は肉まんケースの前で腕を組み、真剣な眼差しで湯気立つ中華まんを吟味していた。 店員は最初、 “イベント帰りのコスプレ客” だと思った。 だが。 「――これを頼む」 あまりにも威厳に満ちた声で肉まんを指差された瞬間、 理解を放棄した。 背後の客たちも静かに距離を取っている。 それでも少尉本人は、 極めて真面目であった。 数分後――。 コンビニ前のベンチに座った少尉は、 先程までの威圧感が嘘のように、 湯気立つ肉まんへかぶりついていた。 「――にぱぁ……♪」 満面の笑み。 完全勝利の顔である。 黒い軍帽の下で、 金髪ポニーテールが夜風に揺れる。 通りすがりのサラリーマンは思った。 “秋葉原って、こういう人いるよな……” 店員もまた、 レジ越しにその様子を見ながら小さく息を吐いた。 「……変な人だけど、悪い人じゃないのかも……」
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シリーズ
偵察攻撃部隊ブラックピース
偵察攻撃部隊 ブラックピース アジアの某国を拠点に活動する 年若い女性主体で構成された傭兵部隊 彼女たちは 戦場の黒天使 と呼ばれる
