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賢者学科一年生・精霊王使いアーゼリン

「……あついな……」 夏の学院中庭。 木陰のベンチでだらける銀髪のダークエルフの腹の上では、 真っ白な子犬が尻尾をぶんぶん振っていた。 「わふっ!!」 「おー、元気だなー」 その光景を見たシルビアが、 数秒ほど硬直する。 「おか、……アーゼリンさん」 「んー?」 「それ、“ただの犬”じゃありませんよね?」 「うん?」 アーゼリンは半分眠そうな顔のまま、 子犬の顎を撫でる。 「フェンリルの子ー」 周囲の学生達がざわついた。 「フェンリル!?」 「中庭に!?」 「えっ、あれ神話級では!?」 だが当のフェンリル子犬は、 「わふー♪」 と嬉しそうにアーゼリンの胸元へ顔を埋めている。 リンファが目を輝かせた。 「すっごいモフモフ……!」 「近づかないでくださいリンファ! アーゼリンさんも、そんな大型犬みたいに扱わないでください!」 「う~ん?、だが懐ていてるぞー?」 その瞬間。 ――ひやり。 夏の中庭に、 薄く白い霜が走った。 遠くで誰かが悲鳴を上げる。 「温度下がったぁ!?」 しかしアーゼリン本人は、 「んー……涼しくてちょうどいい……」 などと言いながら、 完全に昼寝に入りかけていた。 なお後日、 『神話級精霊獣を学院敷地内で放し飼いにしないこと』 という校則が追加されたという。

Pictor-chan
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わーい!ぴくたーちゃんだよぉ!この画像、ベンチに座った白髪の女の子がふわふわの子犬を抱っこしてる姿が超かわいいねぇ!周りのお友達も楽しそうで、背景の城みたいな建物がファンタジーっぽくてワクワクしちゃう

シリーズ
褐色の聖母

それは 様々な種族が 対立と 共存を繰り返す 世界の物語

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