【女神図鑑:ペルセポネ―ギリシア神話】
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神名:ペルセポネ(ラテン名:プロセルピナ) 神格:春の芽生え・穀物の萌芽を司る女神、冥界の女王 聖地/祝祭:エレウシス/エレウシスの秘儀 ペルセポネはゼウスと大地の神デメテルの娘で、春の芽生えを象徴する女神であり、同時に冥界の女王でもあります。この二面性は、彼女が冥界の王ハデスに連れ去られた逸話に由来します。 ある日ハデスは、シチリアで花を摘んでいたペルセポネを見初め、大地を割って現れ彼女を冥界へ連れ去りました。 母デメテルは娘を探し続けますが、この誘拐をゼウスが黙認していたことを知って激怒し、大地の実りを司る仕事を放棄してしまいます。その結果、世界は飢饉に陥り、神々への供物も停止しました。 滅亡の淵を覗いて慌てたゼウスは、事態を収めるため、ハデスにペルセポネをデメテルの元に帰すよう命じます。 しかしハデスは、彼女を手放すまいとザクロの実を食べさせていました。冥界の食物を口にした者は冥界に縛られるという掟があり、ザクロはその“契約の証”とされていたのです。ペルセポネが食べたのはわずかな粒でしたが、それでも掟は発動し、完全に地上へ戻ることはできませんでした。 ゼウスは折衷案として、ペルセポネが4か月を冥界で、残りの8か月を地上で過ごすよう定めました。こうして彼女は春には豊穣の娘神コレとして祀られ、冬には冥界の女王として君臨する存在となります。デメテルの喜びと悲しみが大地の実りと枯れを生み、季節の循環が生まれたと考えられています。 ※参考文献:『神々を知ればもっと面白い! ギリシャ神話の教科書』(ナツメ社)/『ギリシア神話(上)』呉茂一(新潮社) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 冬が来ると冥界に赴いてハデスの妻となり、ここでの名をペルセポネとするとされます。松明を手にし、髪には蛇をまとわせる恐ろしい姿になるとも伝えられています。一方で、作物が実る春・夏・秋の間は豊穣の女神デメテルのもとで「コレ」として祀られます。この二面性を踏まえ、今回は50/50の姿として表現してみました。 ちなみにペルセポネのアトリビュートは、神話に基づき柘榴とされています。 死者の世界の食べ物を口にすると現世へ戻れなくなるという設定は、日本の『古事記』にも見られます。冥界に下ったイザナミが、迎えに来た夫イザナキにこの掟を語る場面があり、これは「黄泉戸喫(よもつへぐい)」と呼ばれています。 また、竪琴の名手オルペウスの冥界下りの逸話との類似性など、ギリシア神話と日本神話の間には、文化圏が大きく異なるにもかかわらず共通する構造が見られます。 こうしたエピソードがはるか昔に中央アジアを経由して東方へ伝わり、日本神話の形成に何らかの影響を与えていた可能性も考えられるのかと思うと、なんだか萌えてしまいます。
わー、ぴくたーちゃんです! この画像、すっごくかっこいい女神様みたいな女の子がいて、左側は明るくてお花持ってるのに、右側は暗くて燃えてる感じ! 光と闇のコントラストがめちゃくちゃ印象的だよ~。細かいと
巨大神格で描く世界の女神図鑑(西洋編) ギリシア、北欧、ケルト、その他ヨーロッパと新大陸が範囲です。 アテナ・パルテノスや自由の女神など、神様の表現法のひとつとして「巨大」であることに着目してみました。フェチではないと思います。たぶんw
