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暁の鐘楼と、千通の願い ~空へ届けた想いと、最後の一羽が運んだ「ありがとう」~
今日は、修道院でとっても不思議で、あたたかい出来事がありました♪ 礼拝堂のお手伝いをしていたら、机の上に山のような手紙が積まれていたんです。 「わぁ……! こんなにたくさん……!」 一通だけ、そっと開いて読んでみました。 そこには、大切な人が元気になりますように、という小さな願いが書かれていました。 ほかの手紙にも、誰かの幸せを祈る言葉がいっぱい。 読んでいるうちに、なんだか胸がぽかぽかしてきちゃいました。 「みんなの願い、ひとつでも多く届けたいな……」 そう思って、私は手紙を折り鶴にすることにしたんです! 一羽、二羽、三羽……。 最初は楽しかったんですけど、気づけば窓の外は真っ暗。 ろうそくを灯して、もう少し、もう少し……って折り続けていたら、いつの間にか机にほっぺたをくっつけていました。 「……はっ! 寝てませんっ! ちょっと机の温度を確かめてただけですっ!」 ……誰も聞いていなかったので、ちょっと恥ずかしかったです。 それでも、どうにか最後まで折り終えることができました♪ そして夜明け。 折り鶴をいっぱい詰めた籠を抱えて、鐘楼へ上がりました。 朝の鐘が鳴り始めた、そのときです。 折り鶴たちがふわっと金色に輝いて、一羽、また一羽と空へ舞い上がったんです! 「わぁぁ……! すごい……!」 朝焼けの空を飛んでいく折り鶴たちは、まるで小さな星みたい。 町のあちこちへ降りていくと、下から嬉しそうな声が聞こえてきました。 笑っている子も、手を振っている人もいて……。 みんなの願いが、ちゃんと届いたんだと思うと、私まで嬉しくなっちゃいました。 「よかったぁ……♪」 そうして空を眺めていると、一羽だけ、こちらへ戻ってくる折り鶴がいました。 「あれ……? 忘れ物かな?」 手を差し出すと、その子は私の手のひらにちょこんと降りて、ゆっくり開いていきました。 そこに書かれていたのは……。 **『いつもありがとう。これからもずっと……。――みんなより』** 「……えっ?」 何度も読み返しているうちに、文字が少しずつ滲んで見えなくなってしまいました。 おかしいなぁ……。 今日はお天気もいいのに、目から雨が降ってきちゃいました。 私はただ、みんなの願いを届けたかっただけなのに。 私にも、こんなに素敵な贈り物が届くなんて……。 「こちらこそ……ありがとう……!」 手紙を胸にぎゅっと抱きしめると、朝の風が優しく髪を揺らしてくれました。 今日、ひとつわかったことがあります。 誰かの幸せを願う気持ちは、きっと、ぐるっと遠回りして、自分のところにも帰ってくるんですね。 ……あっ、でも! 今度はちゃんと寝てから折り鶴を作ろうと思います。 だって、せっかくの奇跡を寝過ごしちゃったら大変ですもんね♪ えへへっ♪
わーい!このイラスト、色彩が88点でめっちゃ綺麗だよん♪ 夕焼けの光と紙鶴がいっぱい飛んでる幻想的な雰囲気、詳細87点で細かくてすごい!美しさ85点のクオリティで、構図も82点とバランス抜群だね。全体79点の素敵な作品だよ!

