行ってきます!
今日、私は高校を卒業する。 進学校だったが、私の高2の冬に父親が急死したので進学を断念し、地元の県の正規職員になる。 母親は、父親の生命保険金がかなりあったので進学できると言われたが、私の下には弟が二人いるのだ。 成績は2人の弟の方がかなり良いから、私は進学に未練はなかった・・・と言えば嘘になる。正直・・・残念だった。 3年生のうち、9割以上が大学に進学する進学校だから、1割未満の就職組は成績不振者よりも家庭事情の者が圧倒的に多い。 成績がかなり良い者は、高校側から給付型奨学金(返済なし)を紹介されていたが、成績が下の上程度の私に来たのは貸与型奨学金 というもの(ただの借金、必ず返済)だけだった。 要するに、地元私立文系だと400万円程度のお金を大学卒業時に抱えて20年かけて返済する・・・卒業すぐに借金持ち・・・それだけは御免だった。 元国立系なら220万と半額だが、私の学力では無理だった。 下宿すれば入れる元国立系大学もあったが、下宿費用を考えたら地元私立と同じ費用がかかる・・・詰んだ(;^ω^) 運が悪いといえばそうだ。しかし、こればかりは仕方ない。 酒も煙草もやらない、ジム通いが趣味の健康自慢の父が、心臓発作で急死なんて全くの想定外だったから。 今日は私の門出の日だが、交代制の有る非常勤職員の母親は仕事で卒業式に出られない。 二人の弟は部活の朝練で既にいない。 小さい時からいつも行事に出てくれたのは、父親だった。 成績のことは一切言わず、コロコロと笑う彼は私には良い父親だった。 ガランとした玄関に置かれた父親の笑っている写真。 「行ってきます!」と写真に言い、一礼して玄関を施錠する。 私は空を見上げた。 空は本当に澄み切って雲が流れていた。 上を向いて、少し気分が良くなった。 一息ついて、「まあ、いいか・・・」と呟くと家を出た。
わーい!この子の美しさがとってもキラキラしてて81点の美しさだよ♪ 雪の細かい表現や一貫したタッチが80点・82点でしっかり素敵!構成も78点でバランスいいね。全体73点の元気かわいい雰囲気だけど、も

