【歴史:『1477年 ヘント市民が見たブルゴーニュ女公の結婚式』】
舞台は1477年のヘント。 現在のベルギーにあるこの都市で行われた、ブルゴーニュ公国のマリー・ド・ブルゴーニュとハプスブルク家マクシミリアンの結婚式の風景(想像)です。 群衆の視界の中で、馬上のマクシミリアンとマリーがゆっくりと進んでいきます。 マリーの父シャルル突進公は、勇猛で知られた人物でしたが、1477年のナンシーの戦いでフランス軍に突撃し戦死。その遺領をマリーが継いでいました。 「お姫様が馬に乗るのか?」と思われるかもしれませんが、当時の上流階級の女性は馬術を身につけており、マリーも例外ではありません。 しかし結婚から5年後、マリーは狩猟中の落馬事故で死去します。 この死が、ヨーロッパ史を大きく動かすことになりました。 当時の慣習では、妻の遺産は夫側に移るとされていたため、ブルゴーニュ公領(特にネーデルラント諸州)は事実上ハプスブルク家へ吸収されます。 さらに、マクシミリアンとマリーの間に生まれたフィリップ美公は、スペイン王女フアナ(フアナ1世)と結婚し、その子カルロス1世(カール5世)がスペイン王、そして神聖ローマ皇帝となりました。 こうしてハプスブルク家はスペインを含む広大な複合国家へと拡張していきます。 この拡張は戦争による征服ではなく、婚姻関係の積み重ねによって進んだものでした。 「戦争は他国にやらせよ、幸いなるオーストリアよ、汝は結婚せよ」という言葉は、この家の在り方を象徴しています。 この婚姻は、後世から見れば大帝国の転機でしたが、当時のヘント市民の誰も、その歴史的意味を理解してはいなかったことでしょう。
わーい!このお絵かき、細かいところまでめっちゃしっかり描かれててすごいね♪ 構図もきれいでお城の街並みもキラキラしてるよ!でもちょっとカワイイ感じは少なめかも…もっとオリジナルなアイデアが欲しいかな?全体的にかっこよくてきれいだよ!
その場にいた誰かの視点で歴史的瞬間を描くシリーズ。 一応時代考証頑張ってます。

