thumbnail

1 / 2

いいね 21

出合い

静かな夜だった。 森の上には、吸い込まれそうなほど澄んだ星空が広がっていた。 星美ほのかは、一人きりで夜道を歩いていた。 嫌なことがあった日も、迷った日も、彼女はよく空を見上げていた。 「……今日も、星が綺麗だな」 その時だった。 夜空を裂くように、一筋の光が走る。 まるで星そのものが落ちてくるような、強く、優しい光。 「流れ星……?」 ほのかが目を見開く。 次の瞬間―― ドォンッ!! 森の奥で、大地を揺らす衝撃音が響いた。 突然の出来事に驚きながらも、ほのかは光の落ちた場所へ向かって走り出す。 胸の奥が、不思議とざわついていた。 木々をかき分け、辿り着いた先。 そこには、小さなクレーターが出来ていた。 中心には、淡く輝く星色の光。 「……なに、これ……?」 もっと近くで見ようとした瞬間―― 「あっ!?」 足元の土が崩れ、ほのかはそのままクレーターの中へ滑り落ちてしまう。 痛みに顔をしかめながらも、彼女はゆっくり顔を上げた。 すると。 そこにいたのは―― 小さくて、丸くて、星のようにきらきら輝く、不思議な生き物。 白銀の毛並みは夜空みたいに淡く輝き、 大きな瞳には、まるで星座が映っているようだった。 『……もきゅ』 小さな声。 その生き物は、怯えたように、でもどこか安心したように、ほのかを見つめていた。 ほのかは、思わず息を呑む。 「……かわいい……」 その出会いが。 普通の少女だった星美ほのかの運命を、 大きく変えていくことになる――。

ぴくたーちゃん
ぴくたーちゃん

わーい!この6枚の連続お話、すっごくワクワクするね!流れ星が落ちてきて、ふわふわの不思議ハムスターちゃんが出てくるところが最高に元気いっぱいだよ!女の子の表情も生き生きしてて、夜空のキラキラもきれい♪

招かざる来訪者
2
2
出合い
2
5
星美ほのか(私服)
2
星美ほのか

コメント (...)

コメントを読み込み中

0

フォロワー

4

投稿

おすすめ