1 / 3
ハルカカナタ
※【アピールする女子高生♥】の続き 俺の名前は御岳 彼方(みたけ かなた)。ごく普通の高校生だ。ある日、俺は ある女の子から少し回りくどい告白を受けた。その子の名は香山 ハルカ(こうやま はるか)。 その場の流れでその子と付き合う事になったのだが・・・。 そして分かったのは、ハルカがとても性格が良く、一途で可愛い子だという事。 彼女と一緒に居る事が楽しくて幸せだと感じ始めていた。 ハルカ「ねえ・・・彼方・・・」 彼方「何?ハルカ?」 ハルカ「彼方は私と付き合って後悔してるとか・・・ない?」 彼方「どうしたの急に?」 ハルカ「その・・・私の告白で半ば強引に恋人関係になったみたいで・・・ 無理して付き合ってるんじゃないかって、ふと思って・・・」 彼方「何言ってるんだよ。確かに長い告白とは思ったけど、俺の事好きだって 気持ちはしっかり伝わったよ。だからこそこうしてハルカと一緒にいるんだし。 今はハルカの事も分かってとても楽しいし・・・幸せだよ」 ハルカ「ホントに・・・?ホントにそう思ってくれるの?彼方・・・」 彼方「そうだよ。じゃなかったら、とっくに離れてるよ」 ハルカ「・・・嬉しい!私、彼方を好きになって良かった・・・♥彼方、これからも ずっと一緒に居てね。『ハルカカナタ』まで・・・ね♥」 彼方「・・・まさか今の・・・俺達二人の名前をくっつけた?」 ハルカ「そうだよ。分かった?私達、名前も相性良いんだよ♥」 彼方「・・・ははは、うまい事言うな。俺の方こそよろしくな、ハルカ♥」 ハルカ「うん、よろしくね♥・・・えへへ♥」 ・・・こんな他愛無い会話も、二人ならとても楽しくて幸せだと、俺は思った♥