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先輩@局長、パクられる
「飲みもん買ってくる」と局長@先輩が部屋を出た。 同室していた美波ら秘書は、オフィス内の自販機、フロア内の自販機、ビル内の自販機と思っていたので、誰も随伴しなかった。 だが、当番の護衛官(治安介入部隊員)は同伴した。 先輩はビルの外に出て、なにか探すように歩いていた。 そこに、正面2人が立ちふさがり、左右から2人人の男が取り囲んだ。 先輩『おいおい、白昼堂々と暗殺か?』 護衛官『動くな! その人から離れるんだ』 腰からG18を抜いて構える。懐やポケットに手を突っ込んだら撃つ。 一人が先輩から離れ、両手を挙げた。 男『これならいいか? 身分証くらい提示させてくれ』 にやにや笑い、片手は上げたまま、もう片手で懐から何かを取り出す。 それは、いわゆる警察手帳と、所属署のカードだった。 護衛官『……』 男『じゃあ、連れて行かせてもらうよ』 先輩『なんの容疑だ?』 男B『叩きゃ、いくらでもネタがあんだろ?』 先輩『へぇ。度胸あんね、アンタら』 ビル内の自販機にしては遅いと思った美波は、局長の携帯端末を追跡・モニタした。 美波「なに、それ……」まさに新宿署に連行される時で、ほぼ同時に護衛官からの電話がオフィスに入る(1)。 2〜6枚目:取り調べられる先輩 色々な案件を聞かれる。先輩はご丁寧にも、自分が下命した案件には「俺がやれと言った、命じたよ」、自ら作戦に参加した件には「やったね。ぶち殺してやったよ」とぺらぺら喋る。 そして…… 先輩「こんだけ聞いといて、オマエら、いままで通り生きられると思うなよ?」(5) 刑事『どういう意味だ!?』机を叩く 先輩「イタイ!殴られたぁ! ってワケで帰るわ」 7・8枚目:美波 美波「はい、すぐにお迎えに参ります」(7) 刑事『てめぇ、通信機 隠し持ってやがるのか?』 先輩「悪ぃか? 飯も出さねー場所に用はねぇよ。俺から話ぃ聞きたいなら、そっちから来るの筋だ。それとも、俺をパクりゃ、俺がなんでも話すと思ったのか?」 実際、局長が知る・扱うことを暴露して、所轄が対応できるのか試したい気分でもあった。 美波「みずきさん、待機の即応チームで新宿署へ向かってください。局長が”拉致”されています」 みずき「えぇっ、新宿署って、あそこですよね?」 美波「そこです! 急いでください!」(8) 9・10枚目:理沙 理沙「こい!」何人かを読んで走る。付近に着くと銃を背後に隠しながら、「局長が新宿署に拉致された。これより突入し、介入と妨害を排除、局長の安全を確保する。後続もくるはずだ、連携を忘れるな」👉😡 隊員『ヤー!!』 理沙「おじゃましまーす」💥💥💥「Go!!」(10) 一番やばいお方がたまたま傍受してて、たまたま近くで即応した。 11・12枚目:みずきちゃん 局長・先輩の拉致という言葉に、即応チームにガチ武装をさせたため、本来より45秒遅れた。また、急行のために高機動車の手配をしようとして部下・隊員に嗜めらた。 だが、外に出れば誰よりも速く走る。 12〜:美波&まどか 美波「わたしたちも向かいます。ゴルフとジュリエットが待機してます」 まどか「地下でヴィークルですか?」 美波「……はい、ジュリエットとともに。あと、ベストと銃を忘れないようお願いします」 まどか「わかってますよ」 美波「はぁ……ジュリエット6、こちらfour。まどかさんが地下駐車場にむっています。ハンヴィーを用意してください」 J6「ラージャー!w」 美波自身のお迎え&訪問。 そして、ついでに近隣の池袋・渋谷・品川の捜査員を動員して、署の強制捜査を行う(15・16)