「ねーねーシューメイなんでシューメイって私の専属の使い的なのになったんだっけ?」姫様が上目遣いで私に聞いてくる。「何でって…///」良かった今日はちゃんと服を着ている。いつもは下着だったりすることが多いのだ。それでも谷間がしっかり見えてしまっていて、それでは少し、いや、すごく抗おうとしても視線がそっちを見てしまう。「姫様が…」僕が姫様との出会いは6歳まで遡る。孤児の僕は孤児院の皆と王家の人達が来るからと外に来ていた。勿論孤児院の人以外にも沢山人が来ていたので、とても混雑していた。そのときに孤児院の皆とはぐれてしまったのだ。その時にやって来たのが姫様だ。姫様は当時6歳とは思えない位に美しく、大人っぽい体つきをしていた。子供ながらにも判るぐらいに…12歳と言われても信じられる位に。「どうしたの?」孤児院の人から散々この人が雫という名前の姫だと教えられてきた人が目の前に居る。孤児の私なんかですら蔑まずに心配してくれている。その事に感動していた。「孤児院の人とはぐれてしまって…」多分ことのきの私の目は潤んでいたと思われる。「じゃあさ、私のお家で働いてみない?」「働いてみたいです!」「ふーんこの人が雫が選んだ執事ね」「ほほう良い子そうじゃの」なんか見定めるような鋭い視線でこの国で一番偉い国王と王妃様に見られていて、子供ながらに緊張していた事を今もしっかりと覚えている。「ねーねーきみって何て名前なの?」と姫様が聞いてきて、私は直ぐには答えられなかった。「……………名前は無い。…施設では入ったときに決められた番号で呼ばれてた」「じゃあ今日からきみはシューメイだ!」と姫様が私の名前を決めていた。その日から私は姫様の執事として働いていた。といっても姫様の幼なじみとして遊び相手になったり、姫様の世話をする位であった。「こんな感じです」「そうだったのね忘れてた☆」
そんなことを話していたからか私は幼い姫様との日々を思い出していた。その中でも印象に残っている事は、まず、姫様と一緒にお風呂に入ったことだ。このときはすごく光が差していて、何故か姫様の髪が全体的に金色に反射していて、女神のようだった。こんなに雫という名が似合う人が居るとは思えなかった。この頃にはもう、私と姫様は8歳になっていた。姫様のおっぱいは今の姫様の年齢の13歳の女子と比べても格段に大きく、エロかった。どこを見れば良いのか判らなかった。お風呂に入るというのは私がやめましょうと言う、12歳になったばかりの時までずっと続いていた。その「止めましょう」と言ったのは、姫様より先にお風呂から出て、姫様の着替えを持ってきた時に姫様がお風呂から出て、その着替えを姫様が着ようとした時に胸がつっかえて服に入らなくなって、服を着るのを手伝ったときだ。このときに私は、流石にまだ一緒にお風呂い入るのは不味いと思ったのだ。しかもその頃はまだ子供だからと姫様が頑なに下着…ブラジャーを着けてくれなかったのだ。これは刺激が強すぎた。何時でもノーブラだったのだ。今はやっともう中学生になるんですと説得し、ブラジャーを着けてくれるようになった。
姫side
「シューメイ着替えを取ってきて下さる?」「ひ、姫様、そんなこと誰にでも頼んで良いわけではありません‼」「シューメイだから頼んでるのに…///全然意識すらしてくれない…///」どうしたらシューメイは幼馴染みじゃなくて、仕えてる姫としてじゃなくて、一人の女子として、恋愛対象として私の事見てくれるんだろう…