連れてってくれるの？

桜の妖精さん視点です。 この子が小さい頃から桜の妖精さんが目を付けていた嫁ちゃんなので成人(18歳)の誕生日に連れ去りに来ました。 嫁ちゃんは家庭でも学校でもあまり良いように扱われず、桜の妖精さんの手助けが無かったら危ない時もありました。 桜の妖精さんは不憫な子が気になって仕方がない。 嫁にするのに人の道から外れるのでどうしよう、でも幼いころに嫁ちゃんからの「大人になったらおよめさんになる」という契約があるのでさらっていく。本人はきっと小さいころの話だし忘れているだろうなと思っている。 嫁ちゃんは、今までずっと助けてくれていた神様のような存在をずっとずっと好きで、でも自分みたいなのが神様の隣にいれるとは思わない。何か役に立てるならそれのために自分を使って欲しい。そのために存在している。と信じて生きてきた子。 つまり両片思いのふたり。 桜の妖精さんは自分の領域に囲い込んで、人の世界から切り離した事を後悔しながらぎこちなく接する。 嫁ちゃんは自分が食べられないのは汚い子だからだと勘違いして、避けられているような気がしてむちゃくちゃ落ち込む。 落ち込んだ嫁ちゃんを見て、きっと人の世界に戻りたいんだと勘違いループ。 だれかそんなお話くれください。（私が書くと10000％エタる）