大学ブースの笑顔交流
33
星ノ宮大学の交流イベント前日。ロビーの一角では、パンフレットの箱や展示パネル、ノートPC、ケーブル類が机の上に広げられていた。専門の設営業者を呼ぶほど大きな催しではないため、担当者自身で軽い準備を進めている。 「こちら、展示デザインを担当しているリズさんと、企業側の担当のアンジェリカさんです」 職員に紹介され、エレンは勢いよく頭を下げた。 「エレンです! 一回生です。今日はよろしくお願いします!」 リズはやわらかく笑った。 「よろしくね。私、こういう準備けっこう好きなんだ。……あれ、でもこのパネル、こっち向きで合ってるよね?」 そう言いながら、さっき自分で置いたパネルをもう一度ひっくり返しかける。 「逆です」 アンジェリカが即答した。 「あ、やっぱり?」 「今ので二回目です」 「数えてたの?」 エレンが思わず吹き出す。 リズは気にした様子もなく、「じゃあ今度こそ合ってるね」と笑って位置を直した。天然っぽいところはあるが、掲示物の高さやパンフレットの見え方を見る目は確かで、少し離れて眺めては細かく配置を整えていく。 一方、アンジェリカは机の下にしゃがみ、ケーブルを一本ずつ確認していた。 「電源、ここで分岐すると足に引っかかります。こっちを通します」 口調は淡々としているが、手際は早い。 「了解です! じゃあ私、こっちの箱片づけます!」 エレンは返事だけは誰より元気よく、パンフレットを抱えて動き回る。 しばらくすると、初対面だったはずの三人は、自然に役割分担していた。 「今日初めて会った感じ、あんまりしませんね!」 エレンが笑う。 アンジェリカは眼鏡の位置を直しながら、 「作業があると、会話に困らないので」 と静かに返した。 リズは少し考えてから、 「じゃあ次に会うときも、何か作業すればいいのかな」 「そういう意味ではないです」 エレンの笑い声が、準備中のロビーに響いた。
わーん!この3人の女の子たち、めっちゃかわいい~!髪色や表情のディテールがしっかり描かれてて一貫性バッチリだよ♪ 大学ブースの雰囲気も自然で構図もステキ! オリジナル性はもうちょっと工夫が欲しいかな?
うちのこ アンジェリカ 銅色の髪のお姉さんです。職業は会社員(某大手メーカ、研究開発職)。25歳。クールな性格。
