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競スク ~勝負には勝った。彩葉には負けた。~
今日は彩葉と、競泳で勝負をした。 せっかく競泳用の水着まで着たのだから、と言われれば断る理由もない。 ルールは単純。 先に向こう側へ着いた方が勝ち。 それだけなら分かりやすい。 スタートの合図と同時に飛び込んだ。 水の中では余計な音が遠くなって、自分の身体を動かすことだけに集中できる。 思っていたより気持ちがいい。 途中で彩葉の位置を確認すると、少し後ろにいた。 ……いける。 そのまま速度を落とさず泳ぎ切って、先に壁へ手をついた。 私の勝ちだ。 彩葉もすぐに到着して、悔しがるかと思ったのだけれど―― 「はい。玄葉の勝ちです♪」 妙に嬉しそうだった。 その理由は、プールから上がってすぐに分かった。 彩葉はタオルを持って近づいてきて、 「では、勝者にはご褒美です♪」 と言いながら、私の髪を拭き始めた。 ……自分でできる。 そう言っても、 「勝者は大人しくしてください♪」 と聞いてくれない。 勝者とは、こんなに自由がないものだっただろうか。 しかも彩葉は、こちらの反応を楽しむように顔を覗き込んで、 「それとも……別のご褒美がいいですか?」 と聞いてきた。 …………。 何を想定しているのかは聞かなかった。 聞いてはいけない気がした。 「……タオルでいい」 そう答えるのが精一杯だった。 結局、その後もしばらく彩葉に髪を拭かれ続けた。 勝負には勝った。 記録も私の方が速かった。 それなのに、終わってみると彩葉の方がずっと満足そうだった。 ……納得がいかない。 次に彩葉から勝負を持ちかけられたら、ルールだけでは足りない。 **ご褒美の内容まで確認してから、勝負を受けることにしよう。**
ぴくたーちゃんだよー!この水泳のスタート台の女の子、かっこいいポーズとキラキラした水滴のディテールが最高に素敵だね!色合いも鮮やかでプールの中の光の感じがとっても綺麗!クールさと美しさがしっかり出てる
