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【死の女神は、月下に死者と生者の町を見下ろす―死の女神ネクロリア】
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【死の女神は、月下に死者と生者の町を見下ろす―死の女神ネクロリア】 モルティスの夜は、奇妙なほど明るかった。 月光を受けた白大理石の街並み。その間を縫う水路には青白い光が揺れ、遠くには巨大なネクロリア大神殿が聳えている。 美しい街だった。 リュキオンからの使者としてモルティスを訪れていたセリオスだったが――先ほどから、気になることがあった。 橋の向こうから、一人の老人が歩いてくる。 杖をつき、ごく普通の市民のように歩いている。 だが、その身体越しに、背後の街灯が見えた。 老人はすれ違った若者に手を上げた。 「今日は遅かったな」 「仕事だよ、爺ちゃん」 「働けるうちに働いておけ」 「死んでからも言うのかよ」 二人は笑い、そのまま別れていった。 セリオスは、丘の上から眼下に広がる街を眺めていた。 その視線の先を、先ほどの老人がゆっくりと歩いていく。 セリオスはその姿を見送り、傍らで街を眺めていた女神に声をかけた。 「ネクロリア様」 「んー?」 「今の人……透けてませんでした?」 ネクロリアが、街からセリオスへ視線を移した。 「ん? あー、死んでる死んでる」 「……死んでる?」 「そ。三年前くらいじゃね? 知らんけど」 「普通に歩いてますけど」 「歩くっしょ。魂あんだから」 「…………はい?」 ネクロリアが吹き出した。 「何その顔。ウケるんだけどw」 セリオスは改めて街を見渡した。 そこでようやく気づいた。 一人ではない。 橋の上にも、市場にも、家々の前にも――淡く透けた人々がいる。 生者と話し、笑い、同じ道を歩いている。 誰も彼らを恐れてはいない。 それが、この街の日常なのだ。 傍らでは、ネクロリアが巨大な鎌を携えたまま、丘の上から街を見下ろしていた。 眼下には、生者の灯と死者の青白い光が入り混じるモルティスの夜景が広がっている。 女神はしばらくそれを眺めていた。 「今夜も賑やかじゃん」 そして、満足そうに笑った。 「……こういうのでいいんだよ、死んだ後なんて」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 死者の魂と共存する死の女神ネクロリアの聖地モルティス。 家々には霊廟が付属し、かつてモルティスに暮らした祖霊は第二の生を送っています。 とはいえ、永遠に存在するわけではなく、直接会ったことのある家族が死に絶えるとともに消えていきます。 奥に見えるのが巨大なネクロリア神殿。 死を恐怖ではなく“静かな継続”として讃える都市モルティスの中心。 エレウセリオン中から死者の魂が集まり、浄化されていきます。 黒曜石と白大理石が月光を受け、神殿は都市全体を見守るように聳え立ちます。 都市の中心を流れる魂の川は、神殿ともつながり、死生の循環そのものが建築になった空間となっています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●という設定ですが、果たして破綻なく成立するのか。。。。w ●1枚目はパノラマでしっかり描かれたのでうまくいったかな。神殿の空中回廊が消えてしまったのが惜しい。2枚目はネクロリアの肌が白いので、悩みどころでしたが次点。神殿の外観はこっちが近い。3枚目はネクロリアが小さすぎたのでNG。
わー!この夜のファンタジー都市、クールで美しくて目が釘付けだよ!月明かりと光の色合いがステキで、細かい建物や城のディテールもすごいね。構図もバッチリで一貫性高め!カッコよさ全開だもん、81点も納得しちゃう♪
