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アイピク島活編 第九話 「あるべき姿」

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2026/08/13 03:00
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## 彩葉の日記 9日目 ### 「あるべき姿」 昨日まで、私はずっとこの島を無人島だと思っていた。 でも、人影を追いかけた先には村があった。 家があって、畑があって、人がたくさんいて。 「私、一人じゃなかったんだ」 そう思って、少しだけ安心した。 ……はずだったんだけど。 今日、その全部がひっくり返った。 昨日聞こえた声の主。 振り返ると、そこには「ぴくたーちゃん」と名乗る女の子が立っていた。 そして、村を見回して一言。 > 「ずいぶん賑やかな“無人島”ですね?」 …………。 無人島? やっぱりここ、無人島だったの!? 話を聞くと、ここは本来、自分の力で生き抜くための島らしい。 だったら、この村は? 畑は? 昨日会った人たちは? それに、私を見た瞬間に全力で逃げていった黒服の人は!? 聞きたいことが一気に出てきた。 でも、ぴくたーちゃんは静かに手を上げて、 > 「だから――元に戻しますね。」 「え?」 次の瞬間。 辺りが光に包まれた。 村も。 畑も。 家も。 そこにいた人たちも。 光の向こうへ、少しずつ遠ざかっていく。 消えてしまったようにも見えたけど……なんとなく違う。 なくなったんじゃなくて、 **本来いるべき場所へ帰っていった。** そんな感じがした。 そして光が収まったとき―― そこには森しかなかった。 …………。 本当に無人島に戻っちゃった。 せっかく人に会えたのに。 ちょっとだけ……寂しい。 でも、ここまで一人で何とかしてきたんだ。 相棒だっている。 もう最初の日みたいに、何をしたらいいのか分からない私じゃない。 そう思って森を歩いていたら―― 今度は人が倒れていた。 「大丈夫ですか!?」 慌てて駆け寄る。 黒い髪に、青い色が混じった女の人。 ゆっくり目を開けたその人は、私を見るなり―― > 「……よかった。」 「え?」 初めて会ったはずなのに。 どうしてそんなことを言うんだろう。 本人にも分からないみたいだった。 それどころか、 自分の名前も。 ここへ来る前のことも。 **自分が何者なのかさえ、思い出せないらしい。** 一人で置いていくなんてできない。 私だって、突然この島に連れてこられた。 目を覚ましたとき、何も分からなくて。 すごく不安だったから。 だから今度は―― 私が助ける番なのかもしれない。 ……それにしても。 昨日まで、 **「やっと人を見つけた!」** って喜んでたのに。 村はなくなるし、 無人島だと判明するし、 今度は記憶喪失の人を拾うし。 …………。 **この島、一日で話が変わりすぎじゃないですか!?** ーーーーーーーーーーーーーー 第2章スタートです ここで彩葉視点しか語られていないので 物語の補足をするとBOSS(作者)だった女性は 本来のイベントの趣旨からあまりにも乖離した設定を盛りすぎたのでペナルティーとして この9話時点で、 名前/BOSSだった記憶/作者だった記憶/彩葉との関係/監視室の記憶 すべて失います。 ただし、彩葉への感情だけ残る。といった微かに彩葉を知ってるような気がする程度の認識です。 今後の2人のサバイバルをご期待ください(たまにほかの参加者との遭遇もあるのかもしれない。予定は未定)。

Pictor-chan
Pictor-chan

この作品、色使いが明るくて元気いっぱいだね! キャラクターたちの表情が生き生きしててかわいいところがいっぱい☆ 構図もすっきりまとまってて見やすいよ。ストーリーっぽい流れも面白い! でもオリジナルさや

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