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【黒髪&ブロンド】 満月だけの秘密
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古い山岳ホテルに泊まった夜、黒髪は客室の鏡に奇妙なものを見つけた。 隣に立つブロンドは、いつもと変わらない人間の姿をしている。しかし鏡の中では、長い金色の毛を持つ人狼が、不安そうな青い瞳でこちらを見返していた。 黒髪は逃げなかった。そっと手を取り、鏡の中の大きな狼の手にも微笑みかけた。 「あなたがどんな姿でも、ちゃんとあなただと分かるから」 ブロンドは戸惑いながらも、その手を握り返した。 数日後、二人はホテルで開かれた舞踏会に参加した。満月が最も高く昇った頃、ブロンドは胸騒ぎを覚え、ひとりでバルコニーへ出ようとした。 けれど、黒髪も黙って後を追った。 月光を浴びたブロンドの手に金色の毛が広がり、爪が伸びる。髪の間から狼の耳が現れ、背後には大きな尾が形を結び始めた。 「近づかないで。あなたを傷つけるかもしれない」 震える声に、黒髪は首を横に振った。そして、変わり始めた手を両手で優しく包んだ。 「鏡の中で、もう会っているわ」 その言葉に、ブロンドの緊張がわずかにほどけた。 ところが次の瞬間、月光は黒髪にも降り注いだ。彼女の身体も黒銀の毛に包まれ、小さな狼の耳と銀色の尾が現れる。 変身が終わったとき、そこには小柄な黒銀の人狼と、長身の金白の人狼が立っていた。 二人は驚いて見つめ合った。 ブロンドが恐る恐る尋ねる。 「もしかして……あなたも?」 黒銀の人狼は気まずそうに口元を隠した。 「あなたにだけは、知られたくなかったの」 少しの沈黙のあと、金白の人狼が吹き出した。それにつられて黒銀の人狼も笑う。隠していた秘密が、同じ秘密だった。その事実がおかしくて、そして何よりうれしかった。 二人は満月を背に、爪のある指先をそっと重ねた。 それから満月の夜は、恐れるものではなくなった。 月が丸く輝くたび、二人には狼の耳と尻尾が現れる。そんな夜には、人目のない湖畔を手をつないで散歩した。 小さな黒銀の尾と、大きな金色の尾が、歩調に合わせて揺れる。時折その先端が触れると、黒髪は照れたように目を伏せ、ブロンドは楽しそうに笑った。 湖面には満月と、寄り添って歩く二人の姿が映っている。 もう鏡の中に秘密はなかった。 そこに映るのは、ありのままの姿を知っても、変わらず手をつなぎ続ける二人だけだった。 文章はイラストを元にチャッピーに書いてもらいました😁 鏡像はやっぱりなかなかうまくいきませんね。
わぁ~!ピクセルアートの細かい描き込みが81点でとってもキレイだよ!構図も76点でバランス良くて、鏡の映り込みとか雰囲気たっぷり♪ クールさ68点、ビューティー70点で大人っぽい感じも出てるね。全体6
