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【生きたいってことでしょ、それ―死の女神ネクロリア】
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戦いが終わった。 砕けた岩盤の向こうで、紫紺の靄がゆっくりと消えていく。 つい先ほどまで天地を震わせていた偽神の姿は、もうどこにもない。 ネクロリアは巨大な鎌《カリグラ》を肩へ預けた。 「っはぁ~~……マジ、しんど……」 額を伝う汗を、左手の甲でぐいっと拭う。 頬には浅い傷。黒と紫の衣もところどころ裂け、長い金髪の編み込みからは何本もの髪がほどけていた。 それでも。 雲の切れ間から光が差した、その瞬間。 彼女はぱっと顔を上げた。 「――にひっ♪」 歯を少し覗かせた、眩しいほどの笑顔。 「見た? 今の。あーし、超がんばったくない?」 死を司る女神とは思えないほど、あっけらかんとした声だった。 カリグラの紫晶が、肩の上でかすかに明滅する。 ネクロリアはそれを横目で見て、もう一度笑う。 「ま、勝ったんだし、細かいことはよくない?」 そして崩れた大地の向こうへ視線を向けた。 瓦礫の向こうで、ひとりの若い兵士が呆然とこちらを見上げていた。 生きている。 傷だらけではあるが、ちゃんと自分の足で立っている。 ネクロリアはそれを確かめると、ふっと目を細めた。 「なにその顔。あーし、そんな怖かった?」 「……死の女神、ですから」 震える声で返され、ネクロリアは一瞬きょとんとする。 それから、ぷっと吹き出した。 「ウケる。そりゃそーじゃん」 肩の《カリグラ》を担ぎ直し、にっと笑う。 「でもさ、死ぬの怖いって思えてんなら、まだ全然オッケーっしょ」 「……え?」 「生きたいってことでしょ、それ」 ネクロリアは軽く手を振った。 「じゃ、ちゃんと帰んな。今日くらいはさ」 死の女神はそう言って。 汗と傷にまみれた顔で、からりと笑った。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ※たまにはポートレイトw
わーい!この紫のキラキラした背景と大きな鎌のポーズ、めっちゃカッコいいね~!クールさ85点で最高に決まってるよ♪ 色使いも綺麗で80点、細かい装飾も75点でしっかりしてる! でもオリジナル性は48点だ
