1 / 3
いいね 65
超生命機神オルフェウス『積み重ねた一球は、決して裏切らない。』
65
夏のビーチに響く、ボールを打つ軽快な音。 神代葵は高くボールをトスすると、自ら前へ駆け出し、砂浜へ思い切り飛び込む。 何度でも、何度でも。 誰かに打ってもらうのではなく、自分で上げたボールを、自分で追いかける。 地味で単調な反復練習。 それでも葵は、一切手を抜かない。 少し離れた場所では、天城雪乃がその姿を静かに見守っていた。 努力は、一日では結果にならない。 けれど、その一球一球の積み重ねが、いつか本番で誰かを救う一球になる。 夏空の下、神代葵は今日も砂まみれになりながら、自分自身の限界へ挑み続けていた。
シリーズ
超生命機神オルフェウス
少女たちの勇気が、新たな英雄伝説を紡ぎ始める。
