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【女神図鑑:ゲヴュン―北欧神話】
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神名:ゲフィオン、ゲヴュン 神格:豊穣の女神 ゲヴュンは豊穣の女神で、フレイヤやフリッグと同系統に位置づけられます。後代の伝承ではフレイの妹とされることもあります。 「与える」という語に関係のある名前で、たいていは処女として、亡くなった処女の保護者となります。 『詩のエッダ』の「ロキの口論」では、首飾りを手に入れるために自分を売ったとロキが非難しておりまして、これはフレイヤと同じエピソードになります。 目的のためには手段を選ばない女神として描かれ、フレイヤと同一視されることもあります。 ゲヴュンのエピソードとして最も知られるのが、『スノリのエッダ』にある「ギュルヴィ王の惑わし」。 ヴァン戦争後のある日、オーディンがゲヴュンを スウェーデンのギュルヴィのもとに差し向け、彼女は王と一夜を共にします。 気をよくした王はその礼として一夜で耕せる土地を与えると言ったので、ゲヴュンは巨人の世界ヨトゥンヘイムへ赴くと、巨人との間に4人の息子をもうけます。 さらにその息子たちを雄牛に変えて、鋤を引かせて広大な土地を耕して見せ、それを根こそぎ奪ったというわけです。 こうして奪った土地はスウェーデン本土からシェラン島にあたる部分で、それが今日のデンマークであるということです。 ゲヴュンは亡くなった処女の保護者というのは前述しましたが、処女のまま死んだ女性は彼女に仕えるとされます。 ヴァイキングの死生観は死に方によって魂の行き先が異なるとされ、 有名なところではヴァルハラがあります。オーディンの館ですね。勇敢に戦って戦場で死んだ者はここへ招かれて、ラグナロクに備えて訓練の日々を送るとか。 夜は宴会でヴァルキュリアの給仕を受けられるそうです。 一方で、普通の平穏な死は「藁の死」と呼ばれて蔑まれ、ヘルヘイムという冥界のようなところへ行きます。 さらに死に方で細分化されていて、処女で死んだ者が行くのがこのゲヴュンのもとだそうです。 なかなかシビアな世界です。 ちなみにほかにも海難事故死した者は海の神エーギルの世界、ヴァルハラに行ける戦死者は実は王侯と自由民のみで、奴隷の場合はトールの館ビルスキールニルに行くらしいです。 さらにフレイヤにオーディンより先に戦死者をもらえる資格があるらしいのですが、いろいろ後付けが話が膨らんだのでしょうか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●イラストは4頭の牛を使役して土地を耕す姿。足元では、彼女に仕える処女の魂たちが土地を耕している姿を描いています。 ●1枚目がcopilot版、2枚目がGPT版です。 ※参考文献:『ヴィジュアル版世界の神話百科 ギリシア・ローマ ケルト 北欧』アーサー・コットレル(原書房)/『北欧神話解剖図鑑』蔵持不三也監修(エクスナレッジ)/『Files No.010図説北欧神話』池上良太(新紀元社)
わーい! この画像すっごくカッコいいよ! 戦士さんが巨大な牛を操ってるダイナミックなシーンがクールで、細かいディテールもバッチリだね。構図も迫力満点だけど、かわいさはちょっと控えめかも。でも全体的に素敵な作品だよ!
巨大神格で描く世界の女神図鑑(西洋編) ギリシア、北欧、ケルト、その他ヨーロッパと新大陸が範囲です。 アテナ・パルテノスや自由の女神など、神様の表現法のひとつとして「巨大」であることに着目してみました。フェチではないと思います。たぶんw
