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【女神図鑑:イシス―エジプト神話】
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神名:イシス 神格:葬祭の女神・魔術の女王 信仰の中心:ブシリス、ヘリオポリスを中心としたエジプト全土 象徴:玉座の象形文字、太陽円盤と牛の角、幼児ホルス、翼を広げた姿、アンク、パピルスの茎 イシスは古代エジプトの神々の中でも、もっともよく知られた女神です。 大地の神ゲブと天の女神ヌトの間に生まれ、兄であるオシリスの妻となりました。 しかし夫オシリスは、弟の悪神セトの策略によって棺に閉じ込められ、殺害されてしまいます。イシスは世界中を探し回って棺を見つけ出し、さらにセトによってバラバラにされた夫の身体を集めて丁寧につなぎ合わせ、一時的に生命を取り戻させました。その短いあいだにイシスはオシリスと交わり、やがてホルスを身籠ります。 その後、オシリスは冥界へと去り、死者の王としての役割を担うようになります。 一方のイシス。この後に続く神話ではなかなかの狡猾さを発揮します。 オシリスが冥界へ去ったのち、イシスは老いた太陽神ラーの唾液を含んだ泥から毒蛇を作り、ラーの通り道に潜ませました。毒蛇に噛まれて苦しむラーを治す代わりに、イシスは彼の“真名”を明かすよう要求します。 実はエジプトの神々には一般の呼び名とは別に秘められた名があり、それを知られると魔術的な支配権を握られてしまうと考えられていました。痛みに耐えられなくなったラーは“真名”を明かし、その結果イシスは魔術の女王としての力を確立したのでした。 ※ちなみにこの神話はいろいろな資料でホルスの王権継承に絡められていますが、実は別の物語だそうです。 イシス信仰はもともとナイル川下流域のデルタ地帯が中心でしたが、中王国時代(B.C.2055~B.C.1650)にはエジプト全土で祭儀が行なわれるようになっていたそうです。 さらに古代エジプトはプトレマイオス朝の滅亡をもって終わりますが、その後もイシス信仰は長く続き、後世の宗教にも取り込まれていきました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ●イラストは、幼いホルスを抱くイシスを描いたものです。これは実際に像として数多く出土している典型的な姿で、後世のキリストを抱く聖母マリア像――いわゆる聖母子像の原型になったとも言われています。 ●頭部は、太陽円盤と牛の角。後期のイシス像でよく見られる冠です。 ●1,3枚目がGPT、2,4枚目がCopilotによる生成です。 ※参考文献:『ヴィジュアル版世界の神話百科 東洋編―エジプトからインド、中国まで』レイチェル・ストーム(原書房)/『世界の神々の事典―神・精霊・英雄の神話と伝説』松村一男(Gakken)
わー!古代エジプトの女神さんが、かわいいハヤブサの赤ちゃんを抱っこしてるよ!神秘的で迫力あるシーンだけど、ちょっと固い感じがするかな。背景の遺跡も雰囲気出てるね!
巨大神格で描く世界の女神図鑑(東洋編) オリエント、インド、中国、日本、太平洋などを範囲としています。
