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蒼穹のフロンティア AUV【アーマードユニットバリエーション 第ニ回】
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■基本プロフィール 名前:ナディア・エル=ラシード(Nadia El-Rashid) 年齢:28歳 身長:178cm 出身:地球・エジプト自治区 民族:アシュ=サハラ民族 所属:地球連邦軍 技術試験部隊《第3特殊環境試験中隊》 階級:少尉 搭乗機:AU-07M《ファランクス・デザートタイプ》 二つ名:砂丘の幻影(デューンファントム) ■概要 地球の砂漠地帯に古くから暮らす『アシュ=サハラ民族』出身の女性。 火星開拓時代の到来によって、地球連邦軍は火星地表でのAU運用という新たな問題へ直面していた。 その中でナディアは、『ファランクス・デザートタイプ』の専属テストパイロットとして連邦軍へ所属する事となる。 ナディアは元々軍人志望ではなかった。 しかし火星開拓計画が進むにつれ、彼女はある危機感を抱く。 地球文明が宇宙へ進出する一方で、地球に根付いた古い民族文化や生活技術は、徐々に不要なものとして扱われ始めていた。 だがナディアは知っていた。 砂漠で培われた生存技術こそ、極限環境で人類が生き残る為に必要だという事を。 だから彼女は決意する。 「私達の技術を、未来へ残す。」 砂漠民族の知識を火星開拓へ活かし、民族の存在を未来へ繋ぐ為に。 その手段として、彼女は地球連邦軍へ志願した。 ■火星戦線の問題 火星戦線の部隊から地球連邦軍技術局へ、深刻な報告が上がっていた。 それは、『量産型AUファランクス』の異常なパーツ損耗率である。 火星地表の超微細砂塵は、地球の砂とは比較にならないほど硬質かつ帯電性が強い。 その砂塵が機体内部へ侵入する事で、関節駆動部の異常摩耗、冷却ユニット閉塞、推進ノズル損傷、センサーユニット劣化、電子機器障害などが頻発していた。 特に深刻だったのは、“整備負荷の急激な増大”である。 通常型ファランクスは、火星環境下では短期間運用だけで大量の部品交換を必要とした。 しかし火星では、物資輸送遅延、予備パーツ不足、限られた整備設備、慢性的な整備兵不足という問題も存在しており、地球と同じ整備体制そのものが成立しない事が明らかになっていく。 その結果、火星戦線では「戦闘損耗より整備損耗の方が深刻」とまで言われ始めていた。 ■ファランクス・デザートタイプ そこで地球連邦軍技術局とノースグレイ・インダストリーは共同で、『AU-07M ファランクス・デザートタイプ』を開発。 この機体は単なる砂漠戦仕様ではない。 “火星環境下での長期運用と整備性改善”を最優先として再設計された特殊仕様機である。 ◆主な改修点 ● 完全密閉型防塵構造 砂塵侵入による内部摩耗を大幅軽減。 ● 摩耗軽減型関節ユニット 火星環境用新素材を採用。 ● モジュール交換構造 現地整備兵でも短時間交換可能。 ●高耐久冷却ブロック 冷却閉塞問題を改善。 ● 静電除去コーティング 電子機器障害を抑制。 ● 火星用複合センサー 砂嵐下でも安定索敵可能。 ● サンドホバー推進ユニット 砂地での低空高速滑走を実現。 ナディアが選ばれた理由アシュ=サハラ民族は長年、 砂嵐、高熱環境、水不足、長距離移動と共に生きてきた民族だった。 その為ナディアは、極限環境下での判断、砂塵環境での機械運用、長時間活動時の管理、低視界下での感覚 に優れていた。 彼女は、“火星環境用AUを現実的に評価できる人材” として採用されたのである。 ◆主装備 BR-52D 防塵仕様フォトンライフル 火星砂塵環境用の長距離兵装。 大型複合防塵シールド 冷却フィルターと補助センサーを搭載 ■性格 冷静沈着 無口 現実主義 誇り高い 仲間想い 感情を表に出す事は少ないが、 機体や仲間を軽視する者には厳しい。 ■外見的特徴 褐色肌 長い黒髪 深い青の瞳 白×青を基調とした民族衣装 金装飾入りヴェール 青い民族刺青 身体の青い紋様は、 アシュ=サハラ民族に伝わる伝統刺青。 模様には、星、水脈、太陽、風、旅路などを意味する古代紋様が刻まれている。 ■二つ名 砂丘の幻影(デューンファントム) 火星模擬試験場にて、砂嵐の中から突如現れ、 標的を撃破して再び砂塵へ消える姿から付いた異名。 現在では火星開拓関係者や試験部隊内で知られる存在となっている。
本編には登場しないパイロットとアーマードユニットを紹介。
