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蒼穹のフロンティア【蒼き艦橋を預かる者】
火星戦線へ向かう長期航海の最中――。 連日の作戦立案と艦隊運用に追われていたダグラス・レイフォード艦長は、ついに極度の疲労によって医務室へ搬送された。 命に別状はない。だが、しばらくの間《テンペスト》の指揮を執ることはできない。 その報せを受け、ブリッジに静かな緊張が走った。 そして艦長席へと歩み寄ったのは、副長のセリス・ハワード少佐だった。 深く被った青い制帽の陰から鋭い眼差しを前方へ向け、彼女はゆっくりと艦長席に腰を下ろす。 その瞬間、艦内の空気が変わった。普段から規律に厳しく、誰よりも艦の隅々まで把握している彼女こそ、最も適任の代理指揮官だった。 「艦長の復帰までの間、本艦の指揮は私が執ります。」 静かだが一切の迷いを感じさせない声。 次の瞬間には鋭く前方を指差し、ブリッジ全体へと命令を下す。 「各部署、状況を報告。テンペストは予定通り火星戦線へ向かいます。」 その凛とした姿に、乗員たちの不安は消え去った。 彼女の背には、ダグラス艦長から託された信頼と、第7機動艦隊150名の命が重くのしかかっている。 冷静さ、判断力、そして揺るがぬ責任感。 そのすべてを備えた副長は、この瞬間から《テンペスト》の艦長代理となった。 蒼き制服を纏う女性士官の眼差しは、艦長席の向こう に広がる果てなき宇宙を、まっすぐに見据えていた。 ※4、5枚目はプライベートルームでのセクシーショットです………♥
シリーズ
蒼穹のフロンティアー果なき空の向こうにー
「隠された真実が、人類を二つに裂く………。真実を暴くのは、裏切りか――それとも希望か。」
