『三人で見た月は、もう隠せていない……♡』その2
Rin
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月を見上げていたはずの三人に、いつの間にか熱が集まっていた。 夜風は涼しいはずなのに、肌がじっとりと汗ばむ。カーディガンの襟元が煩わしく、スカートの生地が太ももにまとわりつく。誰かが小さく「……暑い」とつぶやいた瞬間、空気が変わった。 姫奈が先に肩の布をずらす。美羽も続いてボタンに指をかけ、結愛は静かに裾をたくし上げた。月明かりの下、服が草の上に落ちていく。裸になった肌を風が撫でると、かえって熱が内側から溢れてきた。隠すものがなくなった分、月光が直接肌を撫で、三人の吐息はすぐに甘くなった。 「見てるだけじゃ、もうだめ……♡」 手が自然と自分の腿の間へ滑る。最初は恥ずかしそうに、やがて我慢できなくなって指を沈める。隣で同じように身体を震わせる音が聞こえ、それが余計に火を灯す。水音がすすきの間に散り、熱いものが草を濡らしていく。 三人はもう月だけを見ていない。互いの吐息と、溢れ出す熱と、同じ夜の中で溶けていく自分たちを、はっきりと感じながら。 「んっ……出る、♡ 月の下で……」 飛沫が月光を受けてきらめき、草原に甘い匂いが広がる。十五夜は、静かなお月見から、三人だけの熱い夜へと変わっていた。 ★『三人で見た月は、もう隠せていない……♡』 その1はコチラから↓ https://www.aipictors.com/posts/805024


